古参10年の勘違い警備員は実在する

<ケース:勘違い警備員>

N氏(60代)という警備員はよく自分の話をするときに
「私は警備員として10年以上経つけど・・・」
と他の人よりも私は経験がある、と中身の無い警備員に限ってこういうセリフを多用します。

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10年居てこのレベル

本来、警備員として勤務して10年働いてきたらさぞ立派な知識と経験があるように思えますよね。

しかし他所の施設警備員として経験した私が、彼のいる職場へ移動して彼の仕事っぷりを見た後でその言葉を聞いた時、心の中で唸ってしまいました。

 

N隊員がやってきた10年間は施設警備員というよりもむしろ用務員のおじさんレベルの知識しか持ち合わせていなかったからです。

 

現場によって警備員の質の差は非常に大きい

私自身が立派なお手本と言えるような施設警備員とは言いませんが、大型ショッピングセンターという激務であろう商業施設で覚えてきた警備員としての知識や対応力は彼にはありませんでした。

報告書の書き方、落し物の処理の仕方、出入管理の応対の在り方、巡回に関する知識などなど、全てにおいて中途半端な対応しかできませんでした。

今までの10年は恰好だけの警備員だったようです。

 

まあ、彼がいた現場が商業施設でないことや、そんなに高度なスキルを求められていない職場であったのも成長出来なかった要因だと思いますが少なくとも、現任教育などといった場で施設警備員として指導してこなかった会社側にも責任はあると思います。

 

例を出せば

 

出入管理でお客様が台帳記入している時は通常、記入を見届けて漏れがあるようならば指摘して記入しなおして頂き不備が無いようにするのが普通なのですが、彼の場合は入店証をポンと置いて見届ける事無くそれで終了。

後で記入不備のある入店時間を見るとN隊員の対応時間であった・・・。
こんな事が何回もありました。

その後、出入管理の記入は最後まで見届ける事、と全隊員含め指導しなんとか記入不備の件数は減りました。
(しかし完全に不備は無くならず、今でもたまに記入不備がある)

 

また、報告書の書き方に5w1hというものがありますが、N隊員は

・〇〇が発生

・△△にて応対

で終わり。5w1hを意識した書き方になっていません。

 

ほとんど日記です

 

 

普通なら、ある程度の同情心から少しでもまともな警備員になれるように指導しなければいけないのですが、高齢者の特徴なのかN隊員は指導の名の下のアドバイスを異常に嫌がります。(なにか指導すると不機嫌になる)

私が20歳近く年下なのもあるのかもしれませんが、妙なプライドだけはあるようです。

なので、私も余り注意・指導はしなくなりました。本当はダメなんですけどね・・・。

 

なるべくしてなった仕事

上の例などから、N隊員は警備員としてのまともな教育を受けてこなかったと、いうよりも一社会人としてのモラルが欠けているとしか思わざるを得ません。

団塊の世代のいい大人が、働き盛りの50歳代で警備員になってきているのですから、何かしらの事情があったんだなぁ、だから警備業に来たんだなぁ。

と、自分の中でああいう人種なんだから仕方ない、と納得させています。

 

一度、商業施設の現場に研修で行って貰って、ごく普通の施設警備員のなんたるかを知って欲しいものです。

 

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