警備業界は人手不足ですがそれでも若い人はなるべく警備員の仕事はやらない方が良いというその理由

警備業界は人手不足です。若い人でも高齢の人でもウェルカムな業界なのですが、どんな理由で警備業界に来たのか分かりませんが、若いうちはなるべく警備員の仕事はやらない方が良いと個人的には思います。確かに若い人材に参入して欲しいという思いはありますが、今の現状やその人の将来の事を考えると、よほどの思いで「警備の仕事がいいんだ!」という人以外はやらない方が良いと思うのです。

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警備業界は若い人材を求めている?

警備業界は人手不足です。

その為、年齢問わず若い人も高齢の人も大歓迎の業界です。

 

しかし、現実は高齢の警備員さんが大半を占め、若い警備員さんはごく少数しかいません。

その理由はいろいろ言われていますが

 

将来性が無かったり、仕事がキツかったりだとか、世間から社会的地位が低い仕事と言われているからなど様々です。

それでも警備業界としては若い人材に大勢参入して貰って業界を長く支えて行って欲しいという気持ちでいるのです。

 

それでも個人的には若い人はあまり気軽に警備員の仕事に参入しない方が良いとも思っています。

確かにものを覚えるのも早いし、高齢の人よりも体力があるので何かあった時の瞬発力が違います。

 

更に警備員が若いというだけでクライアントとしては安心する企業もある様です。

そんな若い警備員さんですが、若いうちから警備員として働き始めるとデメリットもあるのです。

若くして警備の仕事を始めると

20年前に警備の仕事を初めて現在50歳という警備員さんや、20歳で警備員になって今は60歳なんて人も居たりします。

若い年齢で警備員の仕事を始めた人も大勢いると思いますが、若い歳で警備員になった人で長く警備員として勤めていると、その先も警備員の仕事しか選択できなくなってしまう人も多いです。

 

20歳で警備員になって現在50歳という人は、警備員の仕事が嫌になって転職しようとしても、警備以外の仕事に就くのは難しい気がします。

他の業界で働いていた人が転職で別の業界へ行く事があるかもしれませんが、それ以上に警備業からの転職は困難を極めそうです。

 

若くして警備員になって数年もしない内に別の業界へ転職するのはまだ良いですが、20年以上も警備員の仕事を続けてきたような人は、もはや他業種への転職は難しそうです。

よほど本人にやる気が有っても、面接を行った企業側が敬遠するかもしれません。

 

若いうちはラクな仕事が出来る、と思っていても長く居続けてしまうと後戻りできなくなってしまうという事です。

それほど警備業というのは居心地が良いのかもしれませんね。

 

警備の仕事を一度始めたら、他の仕事はもうできない

 

なんて言われていたりするくらい警備の仕事はラクなのかもしれません。

警備の仕事が第一志望の若者

しかし若い人でも警備の仕事がしたくて入社した様な人は別です。

稀に若くして警備の仕事がしたくて入社する人も居るようですが、その様な人は大歓迎ですね。

 

警備員になりたくて入社した若い人は、とにかくやる気に満ちていて警備員の仕事を嫌々実施している様な警備員さんがいた時にその違いが一目瞭然です。

まさにやる気に満ちているので、どんな仕事でもニコニコしており周りの人を不快にしません。

 

そしてその様な人は資格も次々に取得し、気付いたら責任者のポストに就いたかと思えば内勤に異動し結果、営業所から本部へ栄転していくでしょう。

本来はそのようなやる気のある人は、本部へ移動するよりも現場で指揮を取って皆を引っ張っていって欲しいのですがね。

 

警備業界は若い人材も高齢の人材も幅広く求めていますが、若い人は漠然とした気持ちで参入すると抜けられなくなってしまう可能性もあるので、本当に長く続けていきたい、という意志のある人でないと逆に長続きしない事になるので注意が必要です。

 

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