現場によっては全く異なるので、全ての施設警備の現場同じではありませんが、施設警備の夜勤はある意味パラダイスです。比較的、新人の経緯員にあてがわれる事が多いですが、夜中の事案は新人警備員だけでは対応できないでしょう。万が一な事案なので余程発生しないので入れらているに過ぎないのです。
夜勤は新人警備員でも出来る楽な仕事
今まで勤務してきた施設警備の夜勤の現場は、どこもイージーな勤務でした。
それこそベテラン1名と新人の警備員を同じ夜勤に入れても何とかなるレベルです。
まあ、ベテランを入れているのは何かあった時の保険か、業務にべテランを入れなければならない、という契約が記載されている可能性もあるでしょう。
施設警備員の夜勤の業務は、殆ど番犬の様なものです。
誰もいない無人の施設にならない様、人間を置いているに過ぎません。
こんな話をすると、犯罪を助長するように聞こえるかもしれませんが、ご安心を。
施設警備員がいくら新人でも、通報位は出来るので侵入者がいれば即警察へ通報です。
むしろ出来ない警備員ほど、警察へ通報する手段しか力量がないので頼りない警備員だな、と思っても警察へ直ちに通報して警察官が来ますので大丈夫です。
さて、夜勤の仕事は監視盤の管理がメインになるほどやる事はありません。
それではなぜ警備員がいるのかというと、先ほどもお話ししたように
「施設が無人では困る」ことと「万が一の時に最低限の行動を期待されている」
これが夜勤として警備員が仕事に入る理由だと思います。
無人にならずに、事案も万が一の時だけ。
これなら別に1級を持っている優秀な施設警備員でなくても良いわけです。
夜中に異常がある時は万が一
夜中の警備の仕事は誰でも良いというのはある意味言い過ぎかもしれません。
しかし、実際の多くの現場では夜勤の勤務に、ポンコツ警備員を配置したりしている現場もあります。
以前の現場でも、夜勤の業務にポンコツ警備員を入れていました。
日中の業務にポンコツ警備員を配置すると、昼間はお客様の対応が多いので失敗をする機会が増えます。
ポンコツ警備員の中には、コミュ症な人も多くお客様の対応が出来ない人もいるのです。
警備員になったのにお客様の対応が出来ないなんて・・
と思うかもしれませんが、警備業界は社会の最後の砦でもあり、ここ以外ではもう雇ってくれない様な人も入社して来るのです。
そんな人たちは、お客様の相手をする必要の無い夜勤の業務に入るのです。
人の相手をする必要も極力なく、また夜中に事案が発生するのは万が一、という程何もない。
そんな業務で良いのなら「私もずっと夜勤でもいいな」と思います。
新人警備員は勤務に入っても、万が一でしか事案は発生しないので安心して勤務に入る事が出来るという事ですね。
勉強するにはもってこい?
そんな楽な夜勤ですが、時間を無駄にしてはもったいないと思いませんか。
夜勤だから好きなだけスマホでゲームが出来る。
夜勤で誰も来ないから、居眠りしても大丈夫。
こんな時間の使い方を毎日していては、自分自身何の成長もしません。
たまによそ事をするくらいならまだ分かりますが、楽だからと言って警備員のやるべき業務もろくにせず、毎日好きな事三昧ではポンコツ警備員や使い物にならない新人警備員のままですよ。
夜勤としての業務の合間に少しでも時間があるのであれば、何か自分の役に立つようなことに時間を使った方が良いとは思いませんか。
2級の資格の勉強をする為に、教本を読むだとか。
警備員の仕事はいつまでもしないから、次の仕事の為の勉強するだとか。
役に立つ事は何でもあるはずです。
まあ、施設警備の隊長が夜勤の時間を使って、よそ事を推奨するのはよろしくないので、あまり大きな声では言えませんがね。
それでも、資格の勉強などは警備員のとしての能力向上や現場戦力アップにもつながる事で、全く無関係とは限らないので、現場によってはオフレコで許可は出るかもしれませんね。
夜勤の仕事は現場によってはものすごく楽な所もあります。
そんな現場で働く時、楽だからと言って何の実にもならない事に時間を使っては、将来自分が損をするだけです。
毎日でなくても、少しづつ自分自身を成長させるような事に時間を使う事も少しは考えてみてはいかがでしょうか。