施設警備の時給は安いか高いか(前編)

警備員の仕事を始めようとした時、どんな理由で決めましたか。また警備員の仕事を始めようと思っている方も同じ探し方をする事でしょう。多くの人がいくらもらえるのかという事が重要だと思いますが、警備員って平均幾らぐらい稼げるものなのでしょうか。

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警備員の平均的な時給はいくら

警備員の給料は基本的に「日当いくら」が基準だと思います。

求人を見ても1日当たりの金額が提示されています。

 

地域にもよりますが、だいたい1日8,000円から10,000円位が妥当でしょう。

という事は、これを1時間当たりの賃金に換算すると

 

 

時間給900円から1,200円位になります

 

 

これは都市部や地方では最低時給額が違うのと、地域によって警備員の応募に偏りがあるのが原因だと思います。

都市部の多くは1,000円以上出ていますが、田舎の方では900円台の所も多いようです。

 

自分の住んでいる地域の警備員の求人の日当が10,000円を割っている所は、最低時給額も低いのではないでしょうか。

しかし、そんな地方の警備員の求人の中にも、特に高い給料を出す求人を見かける事があります。

 

それは、恐らくそれだけ警備員の業務がキツく離職率が激しい所なのかもしれません。

高いという事はそれだけキツイ

最低時給が低く、日当も少ない求人ばかりの地方の警備の求人で、ある求人だけ高い日当を出す求人を見かける事があります。

 

それは、もしかしたら中々人が定着せず、常に人員不足に悩まされている様な職場なのかもしれません。

仕事がきついので人が直ぐに辞めてしまったり、給料がきつい割に見合っていないという理由が原因なのかもしれません。

 

警備員の仕事を探す時、少しでも給料の良い所を探しがちですが、目立つような高給な警備の仕事は、初めて警備員の仕事をする様な人にとってはむしろ行くべきではない所なのではないでしょうか。

 

初めて警備の仕事に就いたのに、高給に釣られて入ったらそれはもう激務

 

「警備の仕事ってこんなにキツイの?もう二度とやるものか」

 

となるのが見えています。

警備会社は来る者拒まずの精神なので「未経験者でも構わず放り込んでしまえ」という気持ちでいると思います。

 

そんな警備業界の事情に巻き込まれて嫌な思いをしない為にも、いい給料を貰いつつ仕事内容も楽な現場、そんな施設警備の仕事をやりたくはないでしょうか。

実は施設警備の現場は、給料も良くて仕事内容も驚くほど楽な職場はちゃんとあるのです。

高くて楽な現場で働きたい

施設警備の業務の多くは、巡回や立哨、出入管理の受付の仕事が大半です。

 

これらの仕事が現場によって大きく違い、巡回するエリアがものすごく広かったり、その巡回で行う業務がやる事だらけで覚えきれないとか。

また、立哨をするというただ立っているだけで良いと聞くと

 

「立つ以外何もしないのであれば楽そう」

 

と思うかもしれませんが、人間何もしなくて1時以上立ちっ放しだと飽きが来るのと同時に、立つという事が結構キツイんですよね。

歩き続けるのは出来ても、その場で立ちっ放しという方がむしろ大変だという事が警備員になってから思い知らされました。

 

そして出入管理ですが、これも現場によっては1日に何百人も受付に来るような所もあれば、10件も来ない様な所もあります。

これだけ差があると、受付に来る人が少ない方で働きたいと誰もが思うでしょう。

 

この様に同じ施設警備員という仕事でも大きな差があるのです。

しかし、その大きな差を施設警備員の求人からは判別する事は出来ないのです。

 

比較的、給料が良くて仕事内容も楽な警備員の仕事をしたい。

そんな職場を探そうとしても多くの警備の求人は、現場が楽な仕事の場合は大抵給料も安くなっているのです。

後編へ続く。

 

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