無線機を触った事のない警備員

施設警備員に限らず、警備員として無線機の使い方や操作は重要です。しかし、この現場は無線機よりもPHSの方が使用頻度が高く、無線機になじみのない警備員もいます。先日、無線機の話が出た時触った事すらない警備員がいるのには驚きました。

スポンサーリンク

無線機の無い現場もある

警備員が無線機を使用するのはまあ普通ですよね。

しかしこの現場では無線機を使用するよりも、PHSを使用する方が多いです。

無線機も一応ありますが、ほとんど使いません。

その為、この現場には配属されて一度も触った事が無い・・という警備員さんもいるのです。

先日、無線機の使い方について雑談をしていた時にプレストークスイッチって何?という発言がでて、更に会話の仕方についても把握していなかったりとビックリな事がありました。

やはり、警備員とはいえ日頃から使用していないと身に付かないんだなと感じました。

使い方に関しては、新任研修の時に話が出たくらいで「あとは現場で学んでください」だったそうです。

使い方すら分からない警備員

大抵の現場では無線機が置いてあり、日常の業務で無線機を使用します。

毎日使う物なので、自然と学んでいきますし指導もされます。

しかし、日常的に使用しない現場では必要が無いので学ぶこともありませんし、先輩警備員も指導しません

それが積み重なるとそのうちだれも使える警備員がいなくなります。

かろうじて、この現場以外で無線機を使用した事のある隊員さんが何名かいますので過去の記憶をたどれば操作を把握している警備員はいる事はいます。

まあ、それほど難しい操作ではないのでそんなに大げさな事でもないのですが・・。

しかし、使った事のない警備員がいるのには驚きました。

一度でも操作すればすぐに慣れるものですが、何年も経験のある施設警備員が他所へ行った時に無線気を渡されて「これどうやって使うのですか?」なんて恥ずかしくて聞けないですよね。

そうなるとこの現場でも無線機の使い方をレクチャーする必要があるのかもしれません。

どこかで勉強会が必要かもしれない

警備員の為の無線機講座・・

なんて初歩的な響きなんでしょうか。

まるで新任研修者に対して行う様な講習ですね。

一番良いのは業務中に無線気を持たせて実地を兼ねてやるのが良いのかもしれません。

しかし、その講座を開いてもこの現場では今後も無線機を使用した業務は無いと思います。

日頃の業務でも無線機やPHSを使用したやり取りは無いので必要ないんですよね。

何か問題が発生しても建物内にある内線電話機を使用出来るので、それで済んでしまうのです。

ある意味便利なのか不便なのか・・

無線機を使用しない事で、業務内のスキルが一つ欠けた状態になった中途半端な警備員が出来上がってしまっていますが・・。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク