警備員が待機時間に食事と一切取らないで仕事をしたらどうなるのか過去に実践した隊員さんがいた

施設警備員の勤務で当直勤務があります。この時、24時間職場に拘束されて仕事をするので、食事は多い人だと3食は摂る事になるでしょう。この時、何かしらの理由で1度も食事をとらずに仕事をやり遂げるとどうなると思いますか。動機は違いますがこの疑問に挑戦した隊員さんが過去に居ました。24時間勤務明けの時に彼はどうなったのでしょうか。

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仕事中に食事をとる回数

施設警備員は24時間の勤務があります。

当直勤務と呼ばれるこの勤務は、24時間職場に拘束されるが翌日は丸々お休みになるという働き方で、人によっては有り難い働き方とも言えます。

 

少なくとも、個人的にはこの働き方は気に入っており、翌日眠気さえ我慢できれば、朝から晩まで自由な時間があるので助かっています。

そんな当直勤務ですが、朝から出勤して翌日の朝まで職場にいるので、食事をとる回数も多くなります。

 

1日3食かかさず食べている様な人にとっては、当直勤務で働くと3~4食の食事回数になります。

この当直勤務の食事回数ですが、緩い現場で働くと大したカロリーも消費しないので、普通に食べているだけで体重が増える事になり、食事を制限しない生活が続くと気付いたら肥満体型になっていた、という問題があります。

 

そんなある日、とある警備員さんが自分の体重を気にして1日なにも食べないで仕事をしようと考えました。

24時間の間に絶食してみる

警備員で太っている人が多いというのは、勤務中に摂取した食事の量と、仕事で消費したカロリーのバランスから、摂取したカロリーが多いから体重が増えるのです。

更に、少ない仮眠時間が自律神経を狂わせる事で、体重が増えるとも言われています。

 

いずれにせよ色々な理由で体重が増えるのですが、食事の量が多いから体重が増えたという事に着目したとある隊員さんが、24時間の当直勤務の間、水のみで勤務すれば体重を落とせる、という多少危険ともいえる試みを実施しました。

普段は出勤時にコンビニで弁当などを買ってきたり、仕出し弁当を頼んだりし、24時間の間に3食プラス間食をしていた様な警備員さんが、その日だけ何も食べる事なく仕事をするという挑戦です。

 

日頃から小食の人が1日何も食べない、という挑戦はまだ何とかやり切れるかもしれませんが、間食までしていた様な人がいきなり全く何も食べない、という行動をするのは危険ですよね。

その日の朝から翌日の朝まで何も食べないで勤務した警備員さんですが、夕方ごろから空腹のせいか、動きが緩慢になり何も食べられない事が辛そうでした。

 

翌朝、絶食は達成できたのですが、現場に都合よく体重計などは無いので、どれだけ効果があったのか分からずじまいでした。

自宅に帰ってから確認するといい、下番していきましたが・・

 

「帰りの途中でコンビニに寄り、爆食いしたそうです!」

 

それを聞いて、体重がどう変化したなど云う事を聞く気にもなれず、その挑戦はそこで終了しました。

その後、何度か絶食に挑戦していた様ですが、たった1日だけ食事を抜いても何の意味も無い事が分かりました。

絶食はキツいが意外な結果に

増えた体重を減らそうとしようと思った時、キツイ制限を短期間でする事は、体にも悪いですし、リバウンドも大きくなるそうです。

日頃から、少しずつ食べる量を減らして行くのが効率が良い、との事なので自分自身でダイエットをしようと思った時に、当直勤務で食事の量を3食から1~2食に減らしました

 

この効果は大当たりだったようで、大幅な減量とまではいきませんでしたが、数キロの減量には成功しました。

配属先の現場が、以前の現場よりも体を動かさない所だったので、前と同じ様な食生活を続けていた事で、体重が見事に増えたのです。

 

やはり、摂取カロリーが増えると体重が増えるという実証が出来た事と、無理な絶食よりも、無理なく長期的に少しづつ食べる量を減らせば、苦しむことなく体重を減らせるのです。

この後、ドカ食いをしてしまえばまた逆戻りですが、そこにさえ気をつければ落とした体重を維持できるでしょう。

 

「食べる」という行為はもはや習慣になっており、日常でも別に「3食食べる必要はありません」

「毎日3食かかさず食べる」という行為は、比較的最近始まった習慣の様で、多くの日本人は当たり前の様に食べ物を摂取しています。

 

しかし、糖尿病などのような多くの生活習慣病は、明らかに「食べ過ぎ」の為に起こっている様なものです。

現代人は、必要以上に食べ物を食べ過ぎているのです。

 

特に警備員のような仕事をしている人は、食べ過ぎの原因以外でも体重が増えやすく、また職場によっては殆ど体を動かす事が無い場合もあります。

当たり前の様に「食べなければいけない」と思っている習慣、一度考えてみてはいかがでしょうか。

 

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