施設警備員は立哨業務に弱いのか

先日、うちの隊員さんの「1時間も外で立哨するのが嫌だ」という愚痴を言っているのを聞きました。ここの現場は立哨が1時間ありますが、たった1時間です。施設の現場にもよりますが、たった1時間で音を上げるのは軟弱過ぎます。それだけ他所の辛さを分かっていないという事です。

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1日1時間の外での立哨は大変か

施設警備員が1時間の立哨業務をするのは大変か・・

ここの現場に限って言えば、答えはイエスです。

ここは基本座哨での出入管理が大半を占めています。

朝から晩、そして次の日の朝まで座哨業務です・・

まあ、その間巡回ももちろんありますが。

その大半が座哨業務しかやっていない警備員からすると、1時間の立哨業務は大変な業務であるようで、特に「警備員」という仕事をここでしかやった事のない人にとってはつらい業務らしいです。

私はここの他に商業施設しか知りませんが、そこでの1日当たりの立哨業務は6時間くらいはあったと記憶しています。

24時間勤務のうち6時間というと、一見少なそうに聞こえますが、今思い返してみても十分大変であったと思います。

中には「6時間?そんなものまだまだ余裕!」

という方もいらっしゃるかもしれませんね。

それでもここは、24時間勤務中1時間しか立哨がないのにヒィヒィ言っているような現場なのです。

施設警備でも5,6時間以上の立哨もある

私が当時、商業施設で勤務していた頃は、ポストによって1日、6時間以上立哨業務をしていました。

防災センター前での出入管理での立哨業務です。

防災センター前の後方通路の従業員出入り口での出入管理は、立哨で従業員やお客様をお待ちしていました。

その時のポストは、立哨1時間、店内巡回1時間をひたすら他のポストと回すのです。

他のポストの人は立哨や巡回のほかにのやるべき業務があり、メリハリがありましたが、そのポストだけはひたすら「巡回と立哨」の繰り返しです。

 

比較的新人隊員さんが就くポストですね。

 

この勤務は立っているか歩いているだけなので、正直飽きます。

それでもれっきとした仕事なのでちゃんとやるのは当たり前ですが。

店内巡回は、景色も変わりますし様々な対応があるので飽きませんが、立哨は受付対応がありますが、同じ場所でずっと立っているので辛かったですね。

それらを振り返ると、1日たったの1時間で良いわけですからどうって事ありません。

 

ここの現場で愚痴を言っている隊員さんに、あの商業施設でのポストをやらせてみたいですよね。

きっと次の日からここの現場の立哨の見方も変わる事でしょう。

立哨に耐える為の備える装備

当時商業施設で何時間も立哨していた時、何がツラいかというと・・

床がコンクリートという固い面の上に長時間立つことで、足が痛くなる事でした。

革靴を履いて立哨していますが、靴によっては長時間の立哨は足に来るダメージ値が違いました。

やはり安い靴では、足が痛くなりやすかったですね。

一番良い靴は、アウトソール部分が厚くて、クッション性の高いものです。

当時の現場では、革靴以外にも黒系のジョギングシューズの様な靴でも許可されていましたので、私もクッション性の高い黒のジョギングシューズを履いて勤務していました。

しかしそれでも長時間の立哨をすると、若干足は痛かったので普通の革靴を履いてあの立哨をしていたら、今頃は足を悪くしていたかもしれません。

今の現場では1時間という短い時間しか立哨していないので、そこまで靴に拘る事もありません。

現場によって環境や業務内容が全く異なるので、体を悪くしない様、また会社に許可される範囲で現場に合わせた装備で仕事に臨んで欲しいですね。

 

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