巡回中、建物にあるエレベーター乗っていますか。警備会社や現場によっては警備員がエレベーターに乗る事を禁止されている所もあります。ウチの現場では特に禁止はされていません。このエレベーター、実は乗る人を見張る事が出来るのを知っていますか。
警備室にある防犯カメラの一つ
そこの現場に配属している警備員さん、警備室内の防犯カメラにエレベーター内のカメラがあるかもしれませんよ。
現場に勤務している警備員さんが全員、そこの防犯カメラを把握していない事もあり得ると思いますが、施設によっては警備室内の数ある防犯カメラの中にエレベーターの中を映しているカメラがある事があります。
全ての施設すべてのエレベーターとは限りませんが、知らなかった人は一度見てみると良いかもしれません。
ウチの現場にもエレベーター内の様子を映すカメラがありますが、施設内全てのエレベーター、という訳でもありません。
必要なエレベーターにしかないので、ちゃんと確認している警備員さんはどこのエレベーターにカメラが付いている・・という事を知っています。
私は巡回時にエレベーターの異常が無いか確認する意味も含めて乗りますが、カメラがあるエレベーターはあえて乗らない様にしています。
警備室内にはエレベーターのモニターは無いので、相勤者に見られるようなことはありません。
なので、エレベーターに乗った時にリラックスしていても見られる事はありません。
しかし、録画はされている可能性があるので何かあった時見直す事は出来るので油断は禁物です。
エレベータ会社とも連動
しかもカメラの付いているエレベーターは、エレベーターの管理会社の方でも遠隔でカメラを見る事が出来ます。
かといって常時見ていることは無いはずなので、何もない時であれば巡回時に籠内でもたれれ一息ついていても
「あの警備員、休憩していやがる・・」
なんて見られる事はありません。
ですが、警備室にエレベーターの防犯カメラがあるならば仲間の警備員が見ているかもしれないので、巡回時は余りハメを外さない方が良いでしょう。
あ、間違っても籠内の壁にもたれかかった時に緊急通話のボタンに触れない様に。
現場によっては禁止されているエレベーターに乗っている事と、遠隔でエレベーター業者にも誤報だと話さなければならなくなり面倒です。
巡回時に籠内でくつろぐ姿は丸見え
エレベーター内にカメラがあると、警備員がエレベーターを使用している事がまるわかりです。
もし乗る事を禁止されている現場ですと、お叱りを受けるかもしれません。
また許可されている様な現場であったとしても、乗っている時の様子がばっちり映っているので鼻をほじほじなんてしてたら仲間に見つかります。
一番良いのは乗らない事ですが、エレベーターの正常作動を確認するのが業務に含まれている場合は、大人しくしていましょう。
商業施設など営業時間中はお客様が利用するのを優先させるため、その時間帯に警備員が乗る事はほぼ禁止されている事と思います。
さらに営業時間後は電源を落とすので、巡回へ行く頃は動いていない事も多いでしょう。
しかし以上の確認をする為に乗る事がある時は、ここの話を思い出して下手な行動は慎みましょう。