警備室内は時代遅れな仕事が多い

警備員の職場である警備室は時代遅れな物が多いです。報告書に複写伝票を今でも使用していたり、現場によっては給料が当日現金で毎日支払われたり入社した時はびっくりしました。会社によっては改善できるところもあれば、規則で改善できない所もあります。自分の現場で古くさい仕様のものはありますか。

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作業の効率化が遅れている

警備員が働く警備室の中には「21世紀なのにこんなもの使っているの」と驚く様なものが現役で使われていたりします。

 

警備報告書が複写伝票だったり、複写でなかったとしても上から下まで全てボールペンで手書きだったりします。

上から下まで手書きと一言でいっても、記入する項目がかなりあり、一度失敗すると一からまた書き直しです。

 

今どきこんな時代遅れな作業をするより、パソコンで報告書を作れば、字の汚い人書き直しなんて言う面倒な事は無くなります。

当時、クライアントと相談して報告書の書式を変更させていただき、我々警備員の作業の効率化などをしました。

他にも昔からやっているから、と今となっては何故しているのかも分からない様な無駄な業務を無くしたりと、必要のない作業などを無くし警備室内の改善をしたものです。

 

しかし、私が隊長になるまでによくこんな面倒な事をしていたものだと驚きます。

誰かしら声を上げて改善すれば、自分たちの仕事が楽になるのに。

経費の面とお年寄りが多い為

当時の現場には65歳くらいの警備員が半数以上いました。

彼らは昔からやっている仕事なので、それが改善できるなんて知りもしなかったようです。

 

「前からやっているから」

 

と思考停止した状態で、毎日面倒な作業を時間をかけてやっていたのです。

そう、お年寄りが多い現場は現場の作業も昔ながらのやり方の所が多く、新しいものに変える、という思考が無いのです。

 

中には過去に70歳も近いのにパソコンに詳しい警備員さんが居て、現場の作業を楽にできる様にしていた人も居ました。

しかしそんな人は100人の高齢者の警備員が居たとして、1%位しかいないと思います。

実際私も今の所、そんな高齢の警備員さんは1人しか出会っていませんからね。

 

後は、警備会社が現場の作業効率化に進んでお金を出してくれない、という所です。

警備員が勤務する現場では、備品などにお金を出してくれる所は余りない為に、警備員が自腹を切って備品を用意している所も・・。

そんな現場で働きたくは無いですよね。

今までなんて無駄な事をしてきたのか

警備員の勤務する環境は、そこの現場の人間が改善の仕方を知らなかったり、警備会社が現場環境の事にあまり関心が無い事で、古いやり方が残っています。

 

今まで勤務してきた警備室内の業務もほとんど古臭いやり方が多く、そんな現場はそこの人間の認識や、警備会社が現場に関心が無いかでした。

私は改善する事で、現場が働きやすくなり良い意味でみんなが楽が出来ればよいと思っています。

 

3時間もかけてやっていた仕事が1時間で済めば、それだけ待機時間に充てる事が出来職場の業務負担が減り楽な仕事になります。

仕事に振り回されない事で、今まで見えていなかった事が見えるようになり、クライアントへも新しい提案が出来るかもしれません。

 

仕事を効率化する事はクライントにとってもそこで働く警備員にとっても良い事づくめです。

誰もがそう思って職場を改善すればよいのに、警備員という職業は色々な場面で古臭い所が見えていたりしています。

 

自分の会社の事で申し訳ないのですが、制服も恐らく30年以上は昔のデザインのままなので、今の感覚からするととてもダサく見えます。

勝手な推測ですが、若い警備員が来ないのも制服がダサいからなのでは、と思っている程です。

 

私の見た感じでは、今の現場も改善して仕事を効率化できるものはまだまだたくさんあります。

全国の警備室の中にはまだまだ改善をして、仕事を楽にする事が出来る現場はたくさんあるのではないでしょうか。

 

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