警備員が通路の真ん中を歩くタブー

施設警備員が建物の中を歩く時に、通路の真ん中を歩いてはいけない事は以前にもお話ししました。ですが、現場によってはそこまで忠実に守らなくても大丈夫な現場があるのです。そう、今現在私が勤務している現場がそうなのです。

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巡回時は自分の命を守る為

施設警備員は細密巡回をする時、通路の真ん中を歩いてはいけません。

細密巡回をする時間帯は夜中であり、通路も暗い場面が多く、道の先や通路を曲がったその先に何があるか誰がいるか気が付き難いものです。

 

そんな見通しの悪い状況下で、堂々と通路の真ん中を歩いていたらケガをしたり、何者かに襲われてしまうかもしれません。

こういったアドバイスは通常現任教育や、現場で先輩警備員から教わる事と思います。

 

しかし今の現場にいる隊員さんの多くは、現任教育で聞いている様子も無く、また現場では「真ん中を歩く危険性」がほぼない為に誰もアドバイスしません。

まあ、私がすれば良いのかもしれませんが、細密巡回もよその現場の警備員さんからみると

 

「それって細密巡回ではなくて散歩ですよね?」

 

と思われるくらい巡回っぽくないんです。

なので、トイレに行くのに「通路の真ん中を歩くな」とアドバイスするような気持になるので何も言っていません。

 

ですが、通常の細密巡回をする施設警備員さんは、自分の命を守るために通路の真ん中を歩くのではなく、左壁伝いに歩くようにしましょう。

お客様の邪魔にならない様に

夜間に通路を歩く時は自分の命を守る為に左壁伝いを歩きますが、日中お客様が店内を歩いている時に、警備員も一緒に歩く時も同様に通路の真ん中は避けて歩いた方が良いですね。

 

日中の営業時間に警備員が店内巡回をする時は、お客様も通路を歩いている事と思います。

ショッピングセンターでなくとも、日中人通りのある時間帯でも堂々と通路の真ん中を歩かずに右側か左側の相手が歩き易い側を通る様にしましょう。

 

どこの施設でも警備員は主役ではありません。

 

主役は来店されたお客様か、クライアント側の従業員です。

その人たちを差し置いて、警備員が堂々と真ん中を歩いていてはクレームが入る可能性も十分あり得ます。

 

警備員その人にそんな気が無くても、道の端を歩かされたお客様はそんな警備員を良く思っていないかもしれませんよ。

コソコソする必要は無い

だからと言って通路を歩く警備員はコソコソする必要はありません

店内巡回をしている時にお客様が前から歩いていた時に、警備員が偶然真ん中を歩いていた時、さりげなく端によってお客様に道を譲らせる事なくスムーズにやり過ごせたら大したものですね。

 

まあ普段から通路の端を歩いて、警備員以外の人の妨げにならない様にしているのが理想ではありますが。

だからと云って自分が歩く場所ばかりに夢中になってもよろしくありません。

 

施設警備の現場によってはそんな事を気にしなくても問題ない所もあるので、通路のどこを歩くという事に関して固執する必要はありません。

しかし、警備員として通路を歩く時に気を遣わなければいけないんだ、という事を頭の片隅に入れておくといつか役に立つかと思います。

 

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