防災センターや警備室内で監視盤が発報した時、みんな「発報」と言っていますか。前の商業施設の時は警備員や設備の人までみんなちゃんと「発報」と言って監視盤まで駆けつけていました。先日、今の現場で監視盤が発報(誤報)したのですが、誰も声を出しませんでした。
この現場はどうなっている
警備会社でも現任教育の時に警備室内時の監視盤発報時に「発報」と声を出す・・というような話をしていたのを聞いた事がある気がするので、ウチのメンバーも知っているはずです。
それ以前に資格保持者が何人もいるので、その彼らが発声しそうなものですが今回の発報時の無言は資格保持者だったのです。
今回発報時に私は隣の休憩室で食事をしていました。
発報した時に隣の部屋からすぐ移動したのですが、出入管理をしていた例の資格持ちの隊員は
「なんか鳴ったかな・・」
という感じで振り向いてただけでした。
とりあえず私が監視盤を確認して、設備担当に連絡したところどうやら誤報であった・・ということが分かりました。
警備員を現場に行かせる事無く誤報であることが分かり、それで終了・・という仕組みはこの現場ならではで警備員にとっては業務に専念できる(楽が出来る)ので助かります。
どういう反応をすれば良いのか
警備室内で監視盤が発報した時、この現場では出入管理をしている者が対応する事になっています。
その担当でもある出入管理をしている警備員が先ほどのように、対応するのかしないのか分からない様な動きをしていてはちょっと情けないですよね。
せめてダッシュで監視盤まで行き、どこで何があったのかまでの把握をしていれば救いはあるのですが、休憩室から出てきた私の方が先に対応できるほど遅すぎるのは・・。
まあ、今回の警備員がダメ、なのではなくこの現場の緩さが業務の流れまでもマッタリ(いい加減)にしているのかもしれません。
普通なら「発報」の掛け声とともに監視盤の前までダッシュして欲しかったです。
やはり声を出して欲しい
警備室内で「発報」という声出しは室内にいる人間にお知らせする、という意味もあると思います。
そういった意味ではこの現場は、通常警備室内に一人しかいないので声を出したところで聞いてくれる人はいません。
この現場は昔から警備室内に一人しかいない場合が多かったので、いつの間にか「発報」という声を出さなくなったのでないかと思います。
いや、休憩室から飛んできましたよね。という声もあると思いますが、これは監視盤の発報音を聞いて出てきたのでちょっと違いますね。
しかし、声を出す事で休憩室の人間も間違いなく発報という事案を人を通じて認識できますし、声を出す意味はやはりあると思います。
この現場では責任者の立場として発報時の声出しを強制はしていませんが、発報時は声を出していこう・・と決めても良いのではないのかな、と思っています。