先日、次の現場の話をしていた時、その現場には70歳近い隊員さんがいると聞きました。もちろん今の現場にも70歳を過ぎた隊員さんはいます。一言で70歳と言っても出来る警備員さんと使い物にならない警備員が存在するのを自分の現場で経験しています。果たして次の現場の警備員さんは・・。
警備業界はお年寄りだらけ
先日、ここの現場を離れて次の現場へ行く話をしていた時、そこの隊員さんの話を聞いた時、70歳近い警備員さんが数人在籍していると聞きました。
まあ、今の現場でも半数は年金を貰っている隊員さんなので、別に珍しくはない事だと思いました。
しかし、5年前のここの現場の警備員の平均年齢と今現在の平均年齢を比較すると、明らかに年齢が上がっていると思います。
皆同じように5歳は年を取るので当たり前ですが、5年前はもう少し若いメンバーがいて、平均年齢を下げていました。
人の入れ替わりの際に、年齢の高めの人が配属されたりし、平均年齢が押し上げられているのです。
それだけ若い世代が警備業界に流れにくくなっているのでしょうか。
人手不足で常に警備業界は募集が絶えませんが、来る人は団塊の世代で溢れている年金を貰っている人たちばかり・・という構図になっているのかもしれません。
70歳の警備員は必要ない
ウチの警備会社はよそと比べて、比較的若い年代の警備んさんが多いイメージです。
まあ、それでも半数は年金受給者ですが・・。
ここ以外の他の現場でも年齢構成は同じようだと思います。
営業所に所属している警備員の半数が年金を貰っていない若い世代、と考えるとご自分の警備会社はいかがでしょうか。
半分が60歳代以下というのも中々若い警備会社だと思うのですがね。
で、その次の現場ですが、やはり70歳近い警備員がいるのです。
一言で70歳と聞いても全く分かりません。
70歳でもしっかりした警備員さんもいるので、一緒に働いてみないと分かりませんよね。
しかし、半数が若い年齢の警備員がいる様な職場だと、70歳近くの警備員さんを特に必要(人員確保)としない場合もあります。
警備会社や現場によっては人手不足で、70歳や80歳近くの警備員さんに頼らざるを得ない場合もあるでしょうが、そこまで切迫していない現場なら、体の事や緊急時の時に高齢者だと逆に危ない面も多く、警備員が警備員を警備する・・なんて事になるやもしれません。
そんな恥ずかしい事案をクライアントには報告出来ません。
一言で括る事は出来ませんが、余り高齢過ぎる警備員さんもどうなの・・ということです。
出来る警備員は年齢は関係ない
ウチの現場には70歳誓う警備員さんが数名いますが、それぞれ違いがあります。
仕事に対する責任感があり、真面目な方や、いつも新聞を広げて座哨している人、そして毎回ここにも出てくる年配警備員です。
年はみな数年違いますが、70歳前後です。
施設警備員で70歳という年齢は平均的に見ても高齢の部類だと思います。
これが交通警備員になるとまた違ってくるのかもしれませんね。
交通警備員は殆どが70歳近い警備員さんで構成されている・・というイメージが過去知っている警備会社を見てきたのでどうしてもそう思ってしまいます。
実際、車を走らせていると、道で立っている交通警備員の方々は9割ご年配の方に見えます。
その施設警備員の年配者ですが、人付き合いや仕事の取り組む姿勢それぞれ違います。
いつもの年配警備員は言わずもがな、もうどうしようもありません。
正直、私は次の現場に行けるのである意味せいせいしていますが、私がいる間に何とか出来なかったが唯一心残りです。
まあ、その話はまた別の機会にするとして・・。
歳を取っているからと言って、すべてがダメ・・という訳でもないのです。
例の年配警備員の様に、警備員らしい仕事が出来ないダメな警備員もいますが、真面目に結果を出そうという姿勢で仕事をされる警備員さんもいるのです。
そういった警備員さんもいる中、一言で70歳という警備員は使えない、というのは早計過ぎるという事です。
一度、一緒に勤務してからでも良いわけです。
前もってどういう方か聞く事も出来ますが、一度自分の目で見てから判断するのも遅くはないと思います。
3月までには一度、現場を見に行ってみるのも良いかもしれませんね。