遅刻や欠勤をする警備員

警備員で当日の仕事を遅刻する、または欠勤するという行為は非常に嫌われます。目覚ましを掛けたのに起きられない、今日は行きたくないから休もう。などといった行動はアルバイトとしても許されない行為です。そのせいで、非番のはずだった警備員には多大な迷惑が掛かるのです。

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遅刻を防ぐには

遅刻はなぜ起こるのか・・

これは警備業界に限った事ではなく、世の中の社会人全てに言える事ですね。

しかし、世の中の会社員と大きく違う点が警備員にはあります。

それは

 

遅刻すると帰宅できなくなる人がいる

 

事です。通常朝出勤する社会人の場合、遅刻してもみな朝出勤するので、遅刻が原因で帰れなくなるという事はありません。

しかし、警備業に限らず当直勤務の業務の場合は、仕事を交代する業務の為、代わりが来ないと帰る事が出来ません。

結果、遅刻者が来るまでそのまま居残りで仕事です。

 

これは当直勤務者として非常にダメージの大きい出来事です。

 

朝になりやっと帰る事が出来る、とワクワクしている所に電話が鳴り遅刻の報告・・

以前の職場で私もこの電話に何度落胆させられた事か・・。

 

この行為をしない為に普通は、遅刻をしない様に最善の努力をします。

目覚ましで必ず起きる。簡単な事かもしれませんが、この簡単な事も出来ない人間が実際にいるのです。

 

「遅刻をすると、相手に大きなダメージを与える」

 

自分の為ではなく、相手の為を思って遅刻を防ごうとすれば改善できると思うのですが。

欠勤しても給料が減るだけ

これよりもさらに極悪な行為が

 

「当日の欠勤連絡」

 

です。遅刻の場合は仕事が延長するも相手がくれば変える事が出来ますが、欠勤になると帰る事はおろか、また長い一日が始まるのです。

欠勤の常習者と勤務した事がありますが、1日も早く辞めて欲しいと何度思った事か。

 

当時欠勤する人を見ていて思ったのですが、休むという事はその分の給料が減ります。

本人の給料が減るので、本人さえ納得していれば別に問題はありません。

しかし、自分が仕事に入るべき日に休んだ、という行為に関して何のお咎めもないのです。

 

仕事を休んで給料が減るのは当たり前、しかしそれ以上は何も問題もなし。

これでは休んだ者勝ち、という事になるのではと当時は思いました。

 

「今日は気が乗らないから休もう」

 

という事が許されてしまうのです。休んだ本人は好きな日に休む形になったかもしれませんが、その日に休んだ事で居残りになり、そのまま次の日も仕事になった警備員さんは何の得もありません。

その日の分の給料が貰えるから良いのでは・・というのは問題外です。

働いたから給料が出るのは当たり前の事で、問題は代わりになった人の非番の用事が全部吹っ飛んでしまう事です。

 

非番の日に予定していた事が、勝手に休んだ者の都合で出来なくなるのです。

病欠などならともかく、1か月に何度もあるという事は、自分勝手なドタキャン癖があるという事です。

 

当人は自分の給料が減るだけで、他の人にそのお金が行き結果ウインウインだ、と考えている事がおかしいのです。

この相手の事を考えていないからこそ出来る所業です。

相手に迷惑を掛けるのが一番の罪

遅刻も欠勤もどちらも

 

相手の事を考えていない自分勝手な行動

 

という事に気づいてないのです。遅れる事で誰かが迷惑している、休む事でその日の予定がつぶれた人がいる、という事まで想像できていない様な人なのです。

 

自分が貰うはずのお金があなたの所得になったのだからお得でしたね

 

という思考が問題なのです。

確かに出勤してきた当日は悪びれた感じですが、次回また同じ事をやらかすのです。

これは他人から見たら全く反省していない、と取れますよね。

以前の現場ではさんざんやられたので

 

「警備業界は所詮そんなものか」

 

というイメージを持っていました。しかし、その後経験してきた現場では、遅刻は殆どなく、当日のドタキャン欠勤もありませんでした。

どうやら、これは警備会社の雰囲気や現場での社会的常識で違うのだと知らされました。

これが当たり前だよな、と。

 

どんな現場でも、遅刻や欠勤は相手に迷惑を掛ける場合が多いです。

特に警備業界では自分にルーズな人も多く遅刻欠勤が日常的でも平気な人がいます。

 

相手の為に遅刻しない、相手の為に欠勤しない。

 

これを肝に銘じてほしいですね。

 

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