備品を雑に扱う警備員

備品を雑に扱う警備員がいました。というかこれは一人だけの話でなく「物に対する扱い方」に関して気にしない人が多いです。備品だから壊れたらまた用意してもらえばよい、なんていう考えの人は意外と多いのではないでしょうか。「どうせ壊れても、誰の責任か分からない」なんて言う無責任な考えでは困りますよね。

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備品に限らずモノを雑に扱う人

警備員の業務で備品を扱うものは多々あります。

無線機キーケース防寒着懐中電灯など上げたらキリがありません。

 

 

警備会社によって備品として支給されるものが変わり、前の警備会社では備品支だったのに、次の警備会社では個人で用意していた、なんて物も有りました。

 

 

そんな仕事で使う備品でしたが、どの備品に関しても警備員による扱いが荒く壊れていたり汚れていてもそのまま、というものが多かったです。

 

基本的に自分の持ち物ではないので、大事に扱おうとする意識が低いのか荒っぽい使い方をされ、その度に新しいモノに交換していました。

 

 

しかし、警備会社も備品を頻繁に支給してくれるほどの余裕もなく、現場から何度も催促をしてようやく交換される状態なので、それまではボロボロになった備品を使う事になるのです。

備品は共用物なので大切に扱え

備品は自分の持ち物ではないので、壊れても自分の財布からお金は出ません。

そう、会社の経費として支給されるので、荒い扱い方をして壊してしまっても

 

 

「壊れてもどうせまた支給されるから」

 

 

なんて考えている人もいるのではないでしょうか。

しかし、先ほども話したように警備会社も直ぐに替えを用意してはくれません。

 

新しい備品が届くまでは、その壊れた状態で使うしかないので、もともと備品を丁寧に扱っている人からするといい迷惑です。

 

 

そのよい例が懐中電灯で、懐中電灯が備品として支給されていた警備会社では、巡回中に誤って落としたり、どこかでぶつけたりして持ち手の部分が割れていました。

 

持ち手の部分がプラスチックなので、衝撃で割れやすいのです。

新しいものが来ても半年もしないうちに割れた状態になっていました。

 

 

「皆で使うものなので、もっと丁寧に扱おうという気は無いのか」

 

 

と、よく他の隊員さんと愚痴っていたものです。

多くの人が「自分のモノではない」「備品だから自分の財布は痛まない」などと言った考えを変えない限り、長持ちするように大切に扱うという行動をとる事はないでしょう。

個人のモノを用意した方がトラブルにならない

先ほどの懐中電灯の話をすると、個人で懐中電灯を用意する警備会社では、みな各々で懐中電灯を用意していました。

 

 

明るさから大きさ、充電式など選択肢は非常に多いです。

懐中電灯を自分で用意すると聞いて初めは

 

 

「え、警備会社が用意してくれないの」

 

 

と戸惑いましたが、後になって

 

 

「備品は個人で用意した方が良い」

 

 

という考えに変わりました。

備品を個人で用意するという事は、自分のお金で物を買う事になるので出費がかさみますが

 

 

「物の扱いが酷いものは自分が痛い目を見るだけ」

 

 

なのです。

いくら高価な備品を購入しても、その人の使い方が悪ければ壊れてしまい、再度自分で買わなければならないだけです。

その反面、もともとモノを丁寧に扱う人は、落としたりぶつけて壊してしまう事なく、ずっときれいな状態を保てるのです。

 

 

誰かの酷い扱いのせいで、壊れたままのモノを使う事が無いのは嫌な思いをしなくて済みます。

自分で懐中電灯を用意する現場を観察していると、やはりモノを雑な扱いをする人は、紛失したり壊してしまったりと他の人に比べて余計なお金が掛かっているようでした。

 

 

まあ自分の扱いが酷くても、結局自分でお金を出すだけなので周りの人は何の被害も受けません。

余計な出費をしたくなければ、ものを大事に扱えば良いだけなのですから。

 

 

自分の勤務する現場で、モノを大切に扱っていない人は一度、自分でお金を出したらどれだけ勿体ない事をしているのかよく考えて欲しいと思いますね。

 

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