施設警備員は建物内の仕事が殆どですが、中には建物内の仕事だけではなく、一定時間外での勤務をする現場もあったりします。例えば外周の巡回や立哨などが1時間あったりする現場もありました。今の季節になると急に気温が高くなり、暑さのせいで熱中症になるかもしれないので、水分補給を欠かさない事と、業務に影響のない範囲で直射日光を避ける様にしたいですね。
施設警備員は建物内の勤務
施設警備員は基本的には建物内での仕事がメインです。
ただし、これは例外もあり現場によっては駐車場内での誘導の業務もあったりし、その時は外での勤務になります。
また、建物内の仕事であっても、業務内容で一時的に外で立哨したり、外周巡回など屋内が基本の施設警備員でも外での業務はあるのです。
以前の現場でも、外周巡回が1時間近くかかる業務で、夏は暑くて冬は寒い思いをしながら外の勤務をしていました。
個人的には「外での勤務をしない」様にする為に施設警備員になったのに、どこの現場の勤務でも、少なからず外での勤務があったりします。
まあ、ずっと外ではないのでそれくらい‥と思うかもしれませんが。
慣れない外での勤務は危険
外での勤務がずっとあるのなら、それなりの対策の装備品を身に付けたりますが、一時的な外での勤務の場合は、外の業務の対策をしなかったりします。
そう、室内の格好のまま外の業務へ行くのです。
以前の現場には防寒着があったので、冬の時期であれば、室内用の制服の上に防寒着を着こめば、一応寒さはしのげます。
しかし、1時間以上外の業務をするとなるとそれだけでは、完全な寒さ対策にはならず、みな各々更にもう一枚着込んだりしていました。
そして、今の時期となると梅雨が明け急に暑くなってきたりします。
春から梅雨の時期に掛けたこの期間は、室内用の制服でもそのまま外で勤務しても問題無いですが、梅雨が明ける時期になると室内用の制服で外の勤務は危険です。
多くの施設警備の夏用の制服は半そでである事かと思います。
室内の業務は空調が効いているので、半そでの制服でも問題無いですが、外の勤務では半そでの制服はむしろ危険です。
夏なので半そでの制服の方が都合が良いのでは、と思うかもしれませんが、外の勤務をしている交通誘導警備業務をしていている警備員さんの多くは「長袖」を着用していると思います。
夏の時期は強い日差しが当たるので、その日差しが直接肌に当たると逆に「体力を奪われます」
そう、夏に外で仕事をする時、肌に日差しを当てるのは良くないのです。
その為に、外の勤務の時には長袖を着て業務をするべきなのに、半そでを着た施設警備員が、そのまま外の勤務に入るのは、熱中症になる危険がある、という事です。
水分補給と熱中症には注意
半そでの方が一見涼しそうに見えるかもしれませんが、熱中症の対策としては外の業務の時は長袖の制服を着て臨んだ方が良いのです。
しかし多くの場合、わざわざ1時間程度の外の業務の為に、半そでの制服から長袖の制服に着替えるという行動をする警備員さんはいないのではないでしょうか。
それならばせめて、熱中症にならない様に、十分な水分補給と日差しの当たる場所を避けて業務にあたりたいものです。
仕事なのでずっと日陰にいるわけにはいかないでしょうから、業務に支障のない範囲で日陰を移動するようにしたいですね。
これからの時期は、30分でも外に居るだけで汗がどっと噴き出る様になるでしょう。
もともと外での勤務をしている方は、十分な暑さ対策をしていると思いますが、屋内が基本の施設警備員は、万全の対策は取れていないと思います。
例え少しの時間の外の業務でも、熱中症になる事はあり得るので、暑さ対策はしっかりしていきたいですね。