出入管理業務中にその場を離れなければならなくなった時に交代してくれる警備員が必ず近くにいるとは限らない

施設警備員が出入管理業務をしている時に、何かの理由でその場を離れなければならない時があります。理由は様々ですが、その時に交代してくれる同僚の警備員が必ずしも近くにいるとは限りません。どんな理由にせよ、交代してくれる警備員がいない時、現場によってどのように対処するか違いがあるのです。

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出入管理で交代が必要な理由

施設警備員の出入管理業務は、どこの現場も基本一人で行っています

警備室と隣接している出入管理の受付場の場合は、出入管理業務をしていないほかの警備員さんも居るかもしれませんが、現場によっては警備室と出入管理をしている場所が離れていると、受付場にいる警備員以外は周りに誰も居なかったりします。

 

この時、出入管理業務をしている警備員が何かの理由で、受付場を離れなければならなくなる時があります。

一番の理由はトイレに行きたくなった時ではないでしょうか。

 

どのくらいの時間出入管理の業務があるか分かりませんが、例え10分だとしても生理現象でもあるトイレへ行きたいという欲求は抑えがたいものです。

また、他の例として従業員に声を掛けられ、遠くまでは慣れないにしてもほんの少しだけ受付を離れたりする場合もあります。

 

他には受付場の各種書類が足りなくなり、急遽書類を取りに行ったり、備品を取りに行く事もあるかもしれません。

この様に何かとちょっとした事で受付場を離れる必要になる事はあるのです。

現場によっては寛大な所もある

警備会社や、クライアントの指示で「どうしても離れなければいけない様な時は交代の警備員を呼ぶ事」などとその瞬間でも警備員がいなくなる事をNGとしている所も少なくありません。

まあ、基本的に出入管理の受付場にいる警備員が持ち場を離れる事は、不審者が侵入する場合もあるので、警備会社もクライアントも無人になる事を許可する事は難しいでしょう。

 

しかし、現場によってはクライアントが寛大な所もあり、トイレへ行く時などのごくわずかな時間であれば、持ち場を離れる事を許可している所もあるのです。

それでも、何かあった時に責任を問われるのは警備会社になると思うので、許可されているからと堂々と離れては、何かあった時に困るのは自分だと思うので、席を離れるのはほどほどにした方が良いと思いますね。

その現場のやり方に従う事

色々な現場の出入管理を経験しましたが、その現場ごとで出入管理の規則は違っていました

多くの場合が、出入管理業務中に受付場を離れる理由が出来た時は、警備室へ連絡をし、待機中の同僚の警備員さんと交代してもらい、必ず受付場に警備員がいる状態にしなければならない、というものでした。

 

多くの施設警備員さんが現場でこの様に指導されている事だと思うので、どこの現場へ行っても対応に困る事は無いと思います。

しかし、出入管理業務中の警備員が交代する警備員を立てずに、多少であれば持ち場を離れても良い、としている現場しか経験していない警備員さんは、他の現場へ行った時に、同僚とも交代せずに、受付場を無人にして席を離れると大問題になるかもしれません。

 

席を離れても良い、という経験しかしていないと、今までの現場では常識とされていた規則に気付かない場合があります。

他の現場の経験があまりない警備員さんは、異動する事があった時に新しい現場では、色々と今までの警備員としての常識が通用しない場合もあるので、異動先の研修指導してくれる警備員さんの指示をよく聞いたり「あれ?」と思う様な業務に触れた際は、いい加減に流してしまうのではなく、自分の思っていた常識と違う点をしっかりと聞いて、その新しい現場のやり方を身に付ける様にしましょう。

 

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