施設警備員の業務の一つにモニター監視、というものがあります。しかしこれは全ての施設警備の現場に業務としてあるものでは無く、特定の施設、また特定の時間帯でしかない場合が多いです。15年近く施設警備員として色々な現場で働いてきましたが、モニター監視に当たる業務はごく僅かしか経験していません。
施設警備員のモニター監視業務
施設警備員のモニター監視と聞くと楽そうなイメージがありますが、過去に経験したモニター監視はそうラクなものではありませんでした。
大型商業施設での防災センター内のモニター監視ですが、営業時間中は店内にある防犯カメラと呼ばれる物が至る所に設置されており、現場によっては100個近いカメラがある所もあります。
そのカメラを一つ一つ確認して、設備に異常が無いか、又はその設備を利用するお客様に不便な思いをさせていないか、などを見るのです。
営業時間中は店内の設備が稼働しているので、設備が異常を起こしてお客様に被害が出るなんて事はあってはなりません。
扉に挟まれる事故や転落など、予想もしない様な事故が発生する可能性もあるので、被害が大きくならない様にする為にも、カメラを監視していち早く異常に気付ける様にしなければならないのです。
そういう意味では、防災センター内のモニター監視の責任は重大です。
のんびり数台のカメラをボーっと見るような簡単な仕事ではないのです。
しかも、防災センターの中には警備員だけでなく設備員や施設のクライアントがいたりもするので「手を抜く」様な仕事はとてもできません。
そんなモニター監視業務は、今までの現場経験でもその1か所だけでした。
ほとんどの業務は立哨か巡回
施設警備員の仕事の大半は、出入管理業務か巡回になるかと思います。
要するに「立ちっ放し」か「歩きっ放し」という業務です。
中には出入管理業務で1日中、座りっ放しなんて所もありますが、これは配属先の現場に寄りますね。
幸いな事に、今まで経験した現場の半数は「座りっ放し」の出入管理業務なので、施設警備員としては恵まれている方なのかもしれませんね。
しかも、モニターのある現場は大型商業施設だけだったので、それ以降はモニターを見る業務は一切ありません。
こればかりは配属先の現場に寄るので、警備員さんによってはモニター監視業務のある現場ばかりだ、という方も居るかもしれませんね。
どちらにしても、モニター監視という業務はカメラを通して遠方の様子を見張り、問題があればそれに対応する事なので、決して楽な仕事ではありません。
まあ、カメラの先で問題が発生するなんて事は余程ないのだと思いますが・・。
中にはモニター監視のみの業務もある
施設警備の求人を見ても「夜間のモニター監視業務」だけに限った募集は今まで見た事がありません。
これは地域にもよるかもしれませんが、夜間誰も居なくなるようなビルが多い所では求人も多いのでしょうかね。
ネットなどにある情報では、夜間のモニター監視は楽だ!という事らしいですが、これはそもそもモニター監視時に何も発生しない事が前提の話しだと思います。
夜中に侵入者があったり、予定の無い訪問者がいたりすれば、モニターを見ているだけ、なんてわけにはいかないでしょう。
日本では海外に比べて夜間に建物に侵入する事件は少ないと思うので、施設警備員が夜間のモニター監視の仕事をしていても、日ごろは何事も無く仕事を終えられるのだと思います。
世の中が物騒になれば、夜間の侵入時間の件数も増え「夜間のモニター監視は楽だ!」という情報も変わってくるのでしょう。
「景気が悪くなれば犯罪も増える」と言われているので、今後景気が悪くなって犯罪が増えるなんて事が無いといいですよね。
それでも施設警備の仕事が無くなる事は無いでしょうが。