出入管理が違えば巡回方法も異なる

違う現場へ配属して毎回思う事ですが、同じ施設警備でも出入管理のやり方が違えば細密巡回も異なります。現場ごとで楽になった業務や面倒な事になった業務など様々です。まあ、現場の種類でだいたいの傾向はあるのですが・・。

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緩い出入管理は意外と面倒である

ここ今のところ、配属する現場は出入管理が比較的楽な現場だと思います。

一番初めの現場は商業施設でした。

しかも結構大きめなショッピングセンター・・。

 

そこでの出入管理は、1日1,000人を超す従業員が出入りをする現場で、朝と閉店直後の出入管理はそれはもうすごいものでした。

商業施設の出入管理は、後方通路と直結しているので、完全に関係者以外立ち入り禁止です。

その為、警備室前にいる警備員がうっかり関係者でない者を通してしまうと大問題になります。

なので、警備員の出入管理は重要なポストでした。

 

しかしそれ以降に配属した現場では、そこまで厳しい出入管理ではなく関係者以外の方でも受付をすれば施設内に入る事が出来ます。

それを緩い、という言葉が合っているか分かりませんが、商業施設ほど警備員は目を光らせていません。

 

目を光らせていないから警備員側としては楽なのですが、それはそれで後々面倒な事にもなるのです。

 

一般の方でも入る事が出来るので、受付時に厳正なチェックをしていない事が逆にあだになるのです。

 

厳しいチェック業だから忙しくてキツイ

緩いチェックだから、と単純に一言ではいかないのです。

細密巡回にかかる所要時間

出入管理の次に施設警備員として切っても切れない業務が、細密巡回です。

これも現場によって大変な所と楽な所、非常に大きな違いがありますね。

 

商業施設は飲食店も多く、ガスの元栓を使用しているお店が多いですよね。

こんな施設で働く警備員は、夜の細密巡回で苦労すると思います。

私も実際苦労しました。今でも初めてついて行った細密巡回の研修を覚えているほどです。

 

商業施設の細密巡回は2時間以上歩く事になります。

慣れてくれば人によって多少短くなりますが、全てを漏らさず見るのは本当に大変です。

警備員の一つの見落としで、火災にでもなったら大問題ですからね。

そういった意味でも警備員に課せられた責任は大きいですよね。

 

そして商業施設以外の現場の細密巡回は見るものは多くても、商業施設の時ほどの緊張感とプレッシャーはありませんでした。

時間も1時間程度で終了し、慣れた隊員さんは1時間を切る事もあったほどです。

まあ、早ければよいわけではないので褒められた事ではありませんが・・。

 

何にせよ、細密巡回にかかる時間は1時間はあり、その間歩きっぱなしになる事です。

人によってはダイエット効果もあるかもしれませんね。

24時間の当直で一番きつい場面

警備員として24時間の勤務をするうえで、何がツラいかというと

 

風呂やシャワーを使えない現場です。

 

警備員は24時間の勤務があります。

24時間ただ座っているだけでなく、巡回で汗をかいたりするのです。

何にもしなくても1日終え寝る前に、お風呂に入る習慣がある人にとって汗を洗い流せないのはそれは辛い事でしょう。

 

警備員は24時間勤務で風呂やシャワーに入らない(入れない)のはごく普通の事かもしれません。

少なくとも私は、疲れて汗臭いまま帰宅する環境と、シャワー室で汗を流してから仮眠する恵まれた環境の両方経験しました。

個人的な感想では

 

シャワーで汗を流せる環境のある現場はすばらしい、と言えます。

 

いくらあまり汗をかかない現場であったとしても、シャワーを利用できるほどの時間的余裕がある勤務体系はなかなかありません。

 

少ない仮眠時間、とてもシャワーを浴びる時間のない現場、は窮屈で仕方ありません。

自由がない感じですかね・・。

 

現場によって理想的なのは、仮眠やシャワーを浴びる事が出来る余裕のある勤務体系の現場です。

どれだけ忙しい業務でも、待機時間や仮眠時間がしっかり確保してあれば余裕をもって快適に働けるのは間違いないです。

 

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