以前の現場では、朝に突然電話をしてきてその日の仕事を休むという行為が頻発していました。しかも特定の一人ではなく数人の警備員がです。そうかと思えば朝に突然電話をしてきて休む様な事が一度も無い現場もあります。これらは同じ施設警備の現場にも拘らず、なぜこうも違うのでしょうか。
電話一本で仕事を突然休む
以前の現場では、その日の朝の早い時間に警備室の電話が鳴る事があります。
そう、それは同僚の警備員がその日の仕事を休みたいという連絡です。
通常、突然の体調不良や身内の不幸などがあった時に休むのは仕方の無い事です。
しかし、その現場では毎回決まった数人の警備員が突然朝に電話をしてきて、それらしい理由を付けて仕事を休んでいたのです。
一応無断欠勤ではありませんが、その日の勤務を朝に休むという事は、急遽代わりの警備員さんを手配しなくてはなりません。
そうなると大抵、その時間に勤務していた当直勤務の警備員さんが、その日も引き続き仕事をする羽目になるのです。
数か月に数回、突然休む連絡をして来るので、周りの警備員さんも本当に突発的な休みではなく、ただその日仕事に行きたくないだけだろう、とうすうす感じていました。
もはやそれはズル休みと同じ
体調を崩して休む事は誰にでもありますが、こうも毎回休んでいるのを見ると、周りも病欠などではなくただその日仕事に行きたくないだけなんだろ、と思う様になります。
そう、いわゆる「ズル休み」ですね。
そんな休み方をしているのが一人の警備員だけでなく、2~3人くらいいたのを覚えています。
当時は、度々当日に休むという隊員が居たのでマヒしていましたが、決して良い事ではありませんよね。
思わぬトラブルで突然休まなくてはいけないのならともかく、本人の勝手な都合で気ままに休まれては、本来なら休日になるはずだった警備員さんが休めなくなってしまうので困ります。
そうかと思えば別の現場では、突然朝に休むという行動をする人は一人も居ません。
これは恐らく現場で「突然休んでもお咎めが無い」もしくは「ズル休み出来る雰囲気ではない」という空気感で変わるのだと思います。
今の現場では誰一人、突然休む様な事はしないので助かっています。
誰かが休めば他の誰かが困る、という事を良く分かっている人が多いという事ですかね。
誰かの欠勤は誰かの出勤
警備員の仕事は、その現場で5人警備員が必要となっていれば、必ず5人用意する必要があります。
誰か病欠が出ても「今日は忙しいけど4人で頑張ろう」というわけにはいかず、休みの人を出勤させてまでも5人揃えなければならないのです。
それが分かっている人は、今日自分が休んだら誰かが自分の代わりに仕事に出る事になるので、突然欠勤するのは止めようとなります。
別に欠員した状態で仕事が出来るのなら、欠員で忙しくなるかもしれませんが突然休む事にそれほど困る事は有りません。
しかし警備業は誰かの欠勤は誰かの出勤となるので、必ず迷惑を掛ける事になるのです。
その誰かが困るから、という気持ちがあれば気楽に休もうなんて思わないと思うのですがね。
以前の現場では、そんな人の事を思いやれない様な警備員がいたせいで、同じ様な行動をする隊員も出てきてしまっていました。
警備隊の現場の雰囲気というのは悪い方へ向かうと大変なのだという事です。


