お正月の期間だけに見られる特別な挨拶はとても恥ずかしいと思っているのでこの風習は無くなって欲しい

警備員の仕事に限った事ではありませんが、年末や年始になると毎年同じ様な挨拶を交わす言葉があります。社会人としての礼儀として当たり前な事なのかもしれませんが、私はこの習慣化された挨拶が苦手です。

スポンサーリンク

年末年始の通例の挨拶

毎年年末年始になると、どこでも似た様な挨拶を交わします。

年末であれば「来年もよろしくお願いいたします」「良いお年を」など1年の締めくくりとしてする挨拶です。

 

これは社会人としては誰もが普通に交わしている挨拶で、警備員でももちろん使用しています。

クライアントが仕事納めで帰宅する時や、従業員が帰宅する時など、むしろ警備員の方が率先して挨拶をしに行かなければならない立場かもしれませんね。

 

まあ、実際その様な状況になった時、私自身もその挨拶をしてます

しかし、警備員の仕事をする様になってからか、その挨拶をするのに疑問を感じる様になったのも事実です。

 

警備員は365日24時間、施設に常駐し仕事をしています。

それこそ、どんな大型連休でも盆正月でも建物に常駐しているのです。

 

毎日ずっとそこにいると、それが当たり前になり「1年の締め」という意識も無くなってきます。

年末も新年も何の違いもない気がして来るのです。

日が昇って日が沈む、というだけで何も変わらないという感じです。

 

前の日と次の日は、仕事が上番か下番かの違いだけ。そんな元旦というイベントに対して鈍感になってしまっているのです。

心がこもっていないという思い込みがある

大晦日も元旦も何も変わらない日、という認識になってしまうと、周りが年末の挨拶や年明けの挨拶をしていても同じ様な気持ちになりにくくなってしまいました。

もともと、社交的なタイプでもないので、積極的に挨拶をするという事が得意ではないので、日常的な挨拶をするのも苦手です。

 

一応、警備員という仕事をしているので、出来る限り失礼の無い様に振る舞っていますが、挨拶をしなくても良いのならそれに越した事はありません。

そんな中、年末や年越しの期間だけいつもとは違う挨拶をする、という事にとても抵抗を感じているのも正直な所です。

 

どうせ、年開けた翌日の元旦も仕事で会うのだから、いつもと同じ挨拶でも問題ないのでは、と思ってしまうのです。

更に、誰もが同じ挨拶をしているのを見ると、みんな心がこもっていない挨拶をしている、という感じがしてしまいます。

 

ただ西暦と月が変わるだけだというのに、定型文のかしこまった挨拶をする、というのが他の人の挨拶を聞いていて「心がこもっていない」という印象を受けます。

社会人だから礼儀正しい風、な事を言っておけばよいという感じがして、それを自分を言わなければならない、というのが恥ずかしいと思ってしまうのです。

それでも言わざるを得ない

今現在警備員として、クライアントから建物の管理を任されている警備会社に所属しています。

委託を受けている以上、不遜な態度を取る事は出来ずちゃんと礼儀正しい挨拶もしますし、必要であればご機嫌も取ります。

 

そんな仕事をしているので、いくら自分が通例の挨拶に対して不満を持っていたとしても、挨拶しないわけには行きません

クライアントや、設備担当の方 更に清掃の女性スタッフにもお正月の定型文の挨拶をするのです。

 

「みんな同じ言葉を発して 儀式の様な事をしている」

 

と心で思っていても挨拶するしかないのです。

朝出勤してきて「おはようございます」や帰宅する時の「お疲れ様でした」という挨拶とは違います。

 

別に言わなくても失礼とはならない挨拶です。

ただ「社会的常識が無いよね」と言われるかもしれません。

 

ですが、いくら年が明けても

「明けましておめでとうございます」「本年もよろしくお願いいたします」

というのは何歳になっても恥ずかしいものは恥ずかしいのです。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク