従業員証を提示しないで通過しようとする

新しい現場から仕事が始まります。しかしやる内容はどこへ行っても同じです。出入管理では受付や従業員証確認などをしています。そこを通る資格のある人しか入る事は許されず、無ければ受付台帳に記帳して頂きます。そしてどこにでもいますが従業員証を着用せずに警備員の前を通ろうとする従業員が・・。

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この季節は新人従業員が多い

4月に入ってしばらくの間は出入管理が忙しくなります。

この現象は、施設警備員の方なら分かると思います。

そう、新人の従業員などが従業員証を持たない状態で警備員の前を通る事があるからです。

従業員証の発行申請中などで何も持っていないため、出入管理の受付の場所へいきて受付簿に入館証の手続きにきます。

 

一人二人ならまだ良いですが、現場によっては10人以上の方が同じような時間に受付に見えるので警備室の受付の場所は混雑します。

今まで色々な施設の現場へ行きましたが、この現象はどこへ行っても同じですね。

規模が大きいか小さいかの違いだけで、まあやる事は同じですが・・。

出入管理で通る事が許される人

この季節は入館証を持たない人が多く、警備室では入館証の受付に忙しい状態です。

受付に見える従業員は、新しい職場に来ているので何をどうしたらよいかよくわかっていない事が多いのです。

中には、受付をせずにそのまま通り過ぎてしまおうとする従業員もいたりまします。

 

ただ、受付の仕組みを理解していない人ならまだ良いですが、この混雑した受付の場所を上手く捌けない不慣れな警備員だと危険な事になります。

受付をせずに通ってはいけない人が通過しても気がつかないかもしれないという事です。

 

大勢の人が同じ時間帯に来ることが多い中、知らずに従業員専用の入り口から入館してしまう人もいるからです。

 

過去に実際関係者のみの入り口にもかかわらず、一般の人が通過した事がありました。

警備員も気づかずそのまま行ってしまったのですが、幸い悪意があって通過したわけでもなかったので事なきを得ました。

この時は、たくさんの人が受付にきたり、従業員証を見せて通過したりと警備室周りはごった返していたようです。

 

この様にこの通路を通って良い人と、そうでない人を漏れなく捌ける能力が求められますね。

従業員証を身に着けない新人従業員

この時期によくある事ですが、従業員証を持っているにもかかわらず警備室前を通過する時に、提示しない人がいます。

 

こういう方、どこの現場でも必ずいますよね。

 

何年も出勤されている従業員の方もいますが、新人の従業員の方でも見かける事があります。

警備員側はまだ新しい従業員の方の顔を完全に覚えていないので、従業員証で確認が取れないと業者の営業の方か、もしくは関係者ではない方かと思ってしまいます。

その為に、警備室前を通る時に

 

「恐れ入りますが、従業員証はお持ちですか」

 

とお尋ねします、「毎回」

そうなんです、こういう方は1回対応しただけでは従業員証を身に着けてくれないのです。

警備員側もなんとなく顔を覚えてきた後でも、警備室前を通る時従業員証を身に着けていません。

誰かわかっているので呼び止める事はしませんが、規則として従業員証を身に着けてもらわなければなりません。

 

個人的な話ですが、私はこういった瞬間が一番苦手です。

規則で決められているのに、顔も分かっているのに「身に着ける様にお願いしなければいけない」事に。

 

規則を守りさえすれば、警備員もわざわざ誰かわかっていても声を掛けなくて済みますし、声を掛けられた従業員も「警備員うるせぇな」と思わなく済みます。

良く声掛けをした時に、面倒くさそうな、嫌そうな顔をする従業員の方がいますが、我々警備員も仕事でやっている事で同じ職場で働く者同士険悪な間になりたいとは思っていません。

 

朝、校門で先生に咎められた生徒の様な状況に似ている感じがしませんかね。

こちらは全く上から目線な感じは無いのですが、相手にはそう受け止められている様な・・。

 

4月の間はこういった憂鬱なやり取りが続くので、仕事が非常にやりづらいです。

 

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