どこの現場の勤務でも同じことがあります。それは、警備員によってはものすごく足の臭い人がいるのです。警備員は基本革靴を履いて仕事をしています。革靴は通気性が悪く、足が臭くなりやすいです。そんな革靴を24時間履きっぱなしな状態であれば臭くなるのも当然ですよね。
1日中革靴を履きっぱなしな仕事
警備員の勤務中の靴は、基本革靴です。
中には私が経験した商業施設では、革靴でなければいけない、という厳しさは無く黒系のジョギングシューズでも許可されていました。
これは足にも優しく通気性も良い為、匂いが付きにくかったです。
そんな警備員の革靴ですが、革靴というのは見た目は良いのですが、通気性が悪く軽快な動くがしづらい靴です。
ビジネスシューズの代表でもあるので、見た目重視と言えばそうなのですが、そういう意味では、警備員という仕事では革靴はあまり向いて居ない様な気がします。
現場にもよりますが、警備員は意外と歩き回る事も多く、それこそジョギングシューズの方が業務にも、また足にとっても良いものだと思います。
施設警備員はその革靴を1日中履いて仕事をするのです。
日勤や夜勤で終了する業務ならまだ良いのかもしれませんが、当直勤務の施設警備員は24時間、革靴を履き続けなければなりません。
ただでさえ通気性の悪い革靴を24時間も履き続けると、それはもう大変な事になります。
待機時間中も脱がない警備員がいる
私が経験してきた現場のほとんどが24時間の当直勤務ばかりでした。
しかも、商業施設の時の様にジョギングシューズでも良い、という現場ばかりであるはずもなく革靴限定での勤務です。
見た目にこだわり過ぎて、機能性や勤務する人間の事など全く考慮していません。
革靴以外の靴を認めない警備会社は、そういう認識なのだと私は思っています。
24時間の勤務だと、実働が例えば16時間あるので、明らかに靴を履いている時間の方が長いのです。
そう、16時間革靴を履きっぱなしなのです。
そりゃ足も臭くなるでしょう。
そんな長時間靴を履き続けるのであれば、せめて待機時間中は靴を脱いで足が蒸れないよう気を使いたいものです。
しかし、そこは警備員。
そんな事、気にする人の方が少ないのか、待機時間中でさえ靴を脱ごうともせず平気で履きっぱなしでいるのです。
今まで経験してきた警備会社やその現場で、この様に待機時間中などでも靴を脱ごうとしない人はたくさんいました。
近くに居るだけで臭いニオイが漂ってくる
待機時間中でさえ革靴を脱ごうとしないとどうなるのでしょうか。
まあ、24時間勤務であれば仮眠時間があるので、強制的にも革靴を脱がなければなりません。
しかし、そんな長時間革靴を履きっぱなしの人が仮眠の時に革靴を脱ぐとそれは大変な事になります。
今まで抑え込まれていた匂いが一気に開放され、周りに悪臭として拡がるのです。
今までそんな状態に何度も遭遇していきました。
特に仮眠室が集団で寝る部屋の場合は、匂いが充満して寝られません。
ある日から私は、その匂いが嫌で更衣室で寝る様になりました。
そこなら近くに誰もおらず一人で寝られるので、他人の足の匂いに悩まされる事もありません。
これで仮眠の時は匂いに悩まされる事は無くなりました。
しかし、仮眠の時以外に靴を履きっぱなしにしていれば臭わない、のかと言えば実はそうでもないのです。
余りに革靴を履きっぱなしにしている警備員さんで更に足の臭いのキツイ人は、革靴を履いているにもかかわらず、警備室内にその臭いにおいが漂ってくるのです。
初めのうちは、何か変な匂いがするな、と思うだけでした。
しかし、ある警備員の近くに居る時にその匂いがする事に気が付き
「あ、これもしかして足の匂い?え、靴履いているのに匂うの?」
と革靴を履いているのに足の臭いにおいが漂ってくるのです。
こうなるともうどうにもなりません。
少しでもその隊員さんの近くに寄らない様にするしかありません。
あの匂いを嗅ぐと軽く嗚咽をするので、相手にも悪いですしね。
施設警備員は基本革靴で勤務しています。
特に当直勤務の警備員さんは、長時間革靴を履いて居なければなりません。
長時間革靴を履いていると足の匂いがきつくなってきます。
無人島で一人で仕事をしているわけではないので、相勤者が近くに居るのであれば匂いに気を遣うようにしたいです。
待機時間など、革靴を履かなくても良い時間帯に少しでも足を解放させて、匂いが付かない努力をして欲しいですね。