警備員は体臭がきつい人が多いです。いや、キツイというよりも仕事上体臭がきつくなってしまうというべきでしょうか。人間汗を掻いてそのままにしていたら体が匂うのは当たり前です。しかもそれが一生懸命働いているのに、結果臭くなってしまうのを悪く言うのは、余りにも可哀そうだと思いませんか。
汗を掻いてそのままでは匂う
今まで警備員として働いてきて、まわりに体臭がキツイ人は何人かいました。
まあ、それは私を含めてそうですが
警備員はどうしても匂いを発してしまう
そんな職業だと思っています。
どんな仕事でもそうですが、汗を掻く事は仕方のない事です。しかし警備業というものは仕事中、ずっとその場から離れる事が出来ない場合が多いです。
汗を掻いているのに着替える事も出来ないのです。
普通の会社なら、汗を掻いても下着を着替えたり、制服を替える事もあるかもしれません。
しかし、警備員は帰るまでその場から動く事が出来なかったり、ゆっくり着替える時間さえ無かったりします。
まあ現場によっては、ひと汗かいたらシャワーでも浴びてスッキリ、なんて恵まれた現場もあるでしょう。
しかし大半の警備員さんはそんな事できません。
そんな環境でみな勤務しているので、汗っかきな人は他の人に比べて体臭がものすごい事になってしまいます。
そうなると
「あの警備員クセー」
などどお客様から指を差されるなんて事も・・
前の現場から今の現場にいたるまで、人より汗っかきの人や、体臭のキツイ人は他の警備員さんよりも結構な匂いを発しています。
しかし一生懸命働いているのに、それを責めるのはかわいそうですよね。
制服を何日も洗わないのは匂う
しかし、何か対策でもすれば多少和らぐのではないかとも思います。
その簡単な行動の一つに制服を着替える事が出来ますね。
巡回で汗を掻いたら、体を拭くのはもちろんの事、制服にも汗はしみ込んでいますので新しい制服に替える事は大きな効果があると思います。
今まで見て来た匂いのきつい隊員さんは、これが全く出来ていませんでした。
どの人も、汗で濡れた制服をそのまま乾くまで着ているのですが、乾いても匂いは残ります。
本人は気づいているのか分かりませんが、周りに匂いをまき散らしている状態です。
更に、業務でまた汗を掻くとプラスアルファされてもっと強烈に・・。
これだけに留まらず、仕事が終わってもその制服を持って帰らないのです。
帰る頃には乾いているので、ロッカーにそのまま掛けて帰るのです。
匂いの重ね掛けされた制服を1週間着続ける・・これはたまりませんね。
体臭のきつい人は意外とこういった事に無頓着です。
周りから指摘されてやっと洗濯の為に持ち帰る、といった状況です。
もう少し自分から対策しようと思ってくれるとありがたいのですが。
臭くならないような対策はいくらでもある
匂いが付かない様にする対策はいくらでもあると思います。
24時間の勤務時はかならず下着を替えるようにする・・
これ以外としない人多いです。
まあ、体を洗う場所もない、着替える時間もない、この様な現場は多くまた
「どうせ仕事が終わればすぐ帰るだけ」
という感覚で着替えない人も多いようです。
日中はともかく、着替えたくなるような夜中は仮眠を取るだけ、また夜中になればすでに制服も乾いて、これなら着替えるほどでもないか・・という経験も含めてそういう感覚になります。
しかも朝になれば後は帰るだけですしね。
警備員の業務の大半は、人とあまり接しない時間帯が多いです。
それもあって他人に対して気にしない、状態になっているのかもしれません。
それでも相勤者には迷惑をかけているのですがね。
本人の努力にも期待したいところですが
職場環境が改善されない限り、警備員が臭いという認識は改善されないのかもしれません。