古株の女性清掃業者の愚痴を聞いた

午前中に清掃班の古株の女性とお話しする機会がありました。ここの現場の清掃班はウチと同じ外の業者です。仕事柄女性の割合も多く、お年を召した方が多いです。作業はどこも同じでしょうがまあまあ忙しそうです。広い施設の為に作業箇所も多く入れ替わりも激しいのだとか・・。

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意外と言いたい愚痴があったようです

まあ、とにかく女性は基本的にお話好きなのが分かりました。

構内で滅多にすれ違わないのですが、今日は偶然清掃班の方とすれ違いほんの挨拶程度に話しかけたら、ものすごい量の返事が返って来ました。

こちらが話した内容が清掃さんの人手不足についての事だったのですが、課題がジャストフィットしたのかもうバンバン愚痴が出るわ出るわ・・。

余り引き留めても悪いので、不快に思われない様にうまく終わらせましたが、まだ話し足りない様な感じでした。

以前もお話しした通り、警備業も清掃業も人手不足は深刻です。

今の時期は働ける現場が少ないので、人手不足は解消するかもしれませんがね。

ウチの警備よりも人手不足が深刻なようで

今日お話しして分かったのですが、清掃班の方たちは現在2,3人程足りていないようです。

その為、広い施設を全部カバーしきれていないか無理やりにでも作業を終わらせてるようなのです。

ウチの警備の現場は現在、コロナ騒ぎで他所で仕事がなくなった隊員さんが応援に来ていただいていますが、人手不足には変わりありません

彼らが元の現場に戻ってしまったら、その分の人員はまた不足状態になってしまいます。

本来なら、応募が増えているであろう今のうちに優秀な人材を確保して現場に配属して欲しいのですが、社内で仕事にあふれた隊員さんを救済するのが優先なので仕方ないですね。

現場に戻る、という事は世の中の求人も落ち着いてしまう事になるので彼らが自分の現場に戻ってから求人から補充しようとしても、その時には既に応募者は来ないかもしれません。

にもかかわらずここの清掃班は応援者が来ている様子も無いのに応募者は来ません。

そこは自給の安さに問題があったようなのです。

時給が上がったらチラホラ新人が来だした

清掃業者が最近クライアントと契約しなおして、契約金が上がったそうです。

それに伴い働いている方の時給も上がり、さらには来なかった応募者が来てやっと一人補充されると喜んでいました。

いくら上がったかはここでは伏せておきますが、たったそれだけ?!という金額です。

しかしそれだけの金額差でも応募があるか無いかという事は、クリーン業界も結構シビアなのかもしれません。

このまま人が増えて、人手不足が解消されるといいですね・・と話をしましたが、ウチにも言える事ですが入った人がそのまま居着いてくれるとも限りません。

「思ってたのと違うので辞めます」

というセリフはよくある事で、1週間で辞めてしまう事も普通にあります。

本音は分かりませんが、こればかりはどうしよもないので新人さんが来た時はしばらくの期間は気が休まりません。

現場サイドは人員が増えるのはとても喜ばしい事なので、大抵の人は親切です。

折角入ったのだから、長く勤務して欲しいですね。

 

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