使えない警備員のワガママで勤務表が崩壊

ここではないある現場で、一人の警備員が自分の勤務に納得がいかなかったらしく会社側に文句を言って無理やりに勤務表を変えさせた事があったそうです。その一人の警備員のワガママのせいで現場の隊員さん達にも勤務のしわ寄せが発生し、それは大変な事になったそうです。

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一人のワガママが全体に影響

ある警備員が自分の勤務している現場の勤務表に納得が行かなかったらしく、会社に変更の苦情を言ったそうです。

最終的に会社側はその警備員の意見を飲んだらしく、勤務表の変更をしました。

勤務表の変更をするという事は、そこで働いている他の警備員さんの勤務も変わるという事です。

 

警備員は、特に施設警備員は何名もいるほかの警備員と交代で勤務している場合が多く、例えば一人病欠するとその穴埋めの為に何名もの警備員の勤務が変更になる場合が殆どです。

今回の警備員はこの一連の変更が発生する事は分かっているだろうにもかかわらず、自分のワガママを押し通したようなのです。

 

もちろん、他の警備員さんの勤務も変更になり、一部の警備員さんの苦情が私の所にまで情報として入って来たのです。

変更を希望した理由ははっきりとは分かりませんが、自分の意見を通そうとする事で、その影響が全体に波及したとしても「自分のワガママの方が重要」だったと、周りはそう判断しますよね。

勤務表の作り直しで全員にしわ寄せ

施設警備員は大抵、1か月の勤務予定表を計画して勤務しています。

月末時に来月の1か月分の勤務表が出されるのです。

 

1号警備は大抵1か月分の勤務表が出ますが、2号警備などは現場によっては来週の仕事がどうなっているか未定、なんて話も聞いた事があります。

それと比べると、1か月仕事が確保されているのでありがたい事だと思います。

まあ、ほとんど年単位で契約している事が殆どなので、数年は収入が約束されている様なものですが。

 

そんな1か月の勤務表が出ている状態で、一人の警備員が「勤務表を変更しろ」なんて言ったら、その1か月の勤務表を全て作り直す必要が出てしまいます。

勤務表を作成した事のある方ならお分かりだと思いますが、1日分の1枠でも変更すると、他の人の枠も総崩れで変更せざるを得なくなります。

数日分だけの変更で済まばまだ良いですが、所属している警備員さん一人一人に出勤日数の事情があり、また「出勤できる日」「休みが欲しい日」などを考慮すると、勤務表完成後の突発的な変更は、全体の変更をする必要が出る場合もあるのです。

 

そんな中での一人の警備員の変更クレームはさぞ作り直すのに苦労した事だと推測できます。

結果、変更すること(当人の納得する形)は出来たようですが、そのしわ寄せをくらった事で、希望した休みの日に休め無くなった隊員さんが出たという訳です。

 

そうまでしてその警備員のワガママを聞く必要が果たしてあったのでしょうか。

そんな奴はいない方が良いという声

しわ寄せをくらった隊員さんは

 

「人の事を考えずに自分のワガママを押し通そうとするような奴は必要ない」

 

と文句を言っていました。

確かにそんな自分勝手な言い分で、他の人に迷惑を掛けるような人とは一緒に働きたくないと思うのは当然です。

しかし、その隊員さんの偉い所はその思いを会社に伝えていない事です。

もし、勤務表を変更した後でこの隊員さんが「変更は困る」と伝えたら問題がさらに悪化します。

 

しかし、会社側もそういった意見をいちいち聞いていたら勤務表なんていつまで経っても完成しません。

みんな、自分の都合がある中で他の警備員さんの事を考えつつ妥協しているのです。

全て自分の都合の良い様な意見を押し通していたら、そこの現場でその警備員は間違いなく厄介者扱いをされる事でしょう。

 

そしてそういう人間は最後にはそこの現場から外されてしまう形になるのです。

 

現場の人間との協調性が取れないという事で。

 

会社からの評価が悪くなるのと、現場の警備員仲間から相手にされなくなる事を考えると、あまり自分勝手な主張ばかりするのは得策ではありませんね。

 

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