どこの警備会社の警備員さんも同じ様な報告をしていると思いますが、上下番の報告をメールでしていますか。形態が普及する前までは恐らく殆どの警備員さんは電話をかけていたと思いますが、今ではメール送信する事で管制の人が一番仕事の負担が減ったのではないでしょうか。そんなメールですが、最近スマホを修理に出していたのでその間、電話で上下番の報告をしていた隊員さんがいたのですが、修理が終わったにも拘らず未だに電話で報告をしているのです。
電話からメールで報告する変化
一昔前の形携帯の普及していなかった時代では、警備員の人は上下番の報告を毎朝電話でしていた事でしょう。
私は携帯のない時代では、まだ警備員の仕事を始めていなかったので、その当時の様子は分かりませんが恐らく管制は毎朝、電話が鳴りっぱなしな状態だったのでしょう。
それが携帯電話が普及し今ではスマホまで進化しましたが、メールというものが使える様になり、今現在では周りの警備員さんは殆どメールで上下番の報告をしています。
まあ、中にはメール操作が出来ない高齢の警備員さんもおり、そういった人達は今でも管制に電話をかけて昔ながらな上下番の報告をしています。
このメールという報告の方法が出来る様になって、報告をする隊員さんは余計な電話代を払う必要が無くなっただけでなく、管制の人も鳴り続ける電話を取る必要もなくなり、面倒な朝の業務から解放されたのではないでしょうか。
スマホの故障で電話をしていたが
そんな誰もが得をする仕組みのメール機能ですが、先日ある隊員さんがスマホが壊れた為に修理に出す事になったそうで、1週間くらい上下番の報告を現場にある電話でしていたのです。
今の現場では、全員がメールで上下番の報告をしていたので電話で報告しているさまを見るのはある意味新鮮でした。
今現在の管制の上下番報告の報告が、電話とメールの比率がどの様になっているのかは分かりませんが、電話で報告する人の方が圧倒的に少ないと思います。
今まで上下番の電話の報告だけで朝t夕方の時間を取られていたのが、多くの警備員がメールで済ませる事により、管制はその分違う業務に専念できるようになったと思います。
そこへ電話で報告するという事は、管制の人の業務を多少なりとも中断させる事にもなるという事です。
その為、スマホの修理が終わり次第ただちに、今までの様にメールでの上下番報告に戻す必要があると思います。
しかし、本人に聞いたところ修理も終わってスマホも自分の手元にあるそうなのですが、いまだに電話で上下番の報告をしています。
なぜメールで報告しないのか尋ねた所、驚く返事が返ってきました。
メールの設定も直ぐに出来ない機械オンチ
この隊員はある意味「ポンコツ警備員」の部類に入る警備員さんです。
仕事に関する失敗もいくつかありますが、仕事以外の行動でも周りの警備員さんから「大丈夫か」と心配される様な人です。
普通の人よりも、反応や判断力が遅く会話のキャッチボールがスムーズにできない人と言ったら分かり易いでしょうか。
そんな人がスマホの具合が悪くて、修理に出した事で暫く会社にある電話で上下番報告をしていたのです。
しかし1週間も過ぎスマホの修理も終わり自分の手元に戻って来ているらしいのに、先日も管制へ電話で上下番の報告をしていました。
なぜ未だに電話するのか不思議に思い、本人に確認した所
「まだ設定が出来ていないので・・」
という回答でした。
スマホは戻って来ているのに設定がまだとは、どんな状態なのか理解できません。
それ以上本人には聞きませんでしたが、恐らく。
自分ではスマホのメールのアドレス登録などが出来ない為、家族かもしくはショップにお願いする必要があるのでは、と思いました。
個人の所有物の事なのでそこまで立ち入った話を聞こうとも思わず、更に聞いたところでこちらが理解できる様な説明も出来ないだろうなと思いそれ以上何も聞かなかったという事です。
まあ、問題があるとすれば毎朝夕と管制へ電話して、業務を中断される内勤の方に迷惑が掛かる位でしょう。
先日、電話で上下番の報告をしている時に横で聞いていましたが、電話の向こうから管制の人の声が漏れ聞こえました。
スマホはまだ修理から戻っていないのか、と。
恐らく管制の人も電話で報告を受けるのが面倒だったのでしょうか。
説明を聞いても、人に伝えるのが上手くないので聞いている方も理解することが難しいので、中にはイライラしてしまう人もいます。
管制の人も恐らくそんな状態だったのでしょう。
機会の操作が自分ではできず、しかも人に何かを説明するのが苦手な人。
この様な人は警備員の中では特に珍しいという訳でもありません。
高齢の人などは、機械に詳しくないという人もいますが、中には若くしてスマホの操作が苦手な人もいます。
もう数日もすれば、メールの設定も完了すると思います。