ウチの現場では制服の着用、特に制帽の着用は営業所の人からも厳しく言われています。出入管理の時に制帽をかぶって業務に就くようにと言われており、それに従って出入管理中は着用するのが普通になっています。しかしそう思っているのは私だけ?とういう状況が・・。
少なくとも私が勤務についている時は隊員全員出入管理中は制帽をしっかりと被って勤務しています。
極まれに朝方に見かけた時に、制帽を被っていない時を目撃した事がありますが人気のない時間帯の窓口で「まあ、この時間帯なら・・」という様な状況なので大目に見ている感じではあります。
しかし今日の朝、帰る車の中からチラッと警備室を通目に見たら、出入管理中の隊員が帽子をかぶらず、後ろを向いて奥の隊員と談笑しているのを見てしまいました。
いつも私がいる時は後ろを見て話すことはあるかもしれませんが、帽子もかぶらずに談笑しているのを見た時
「もしかして自分(隊長)が休みの時は・・」
という考えが思い浮かびました。
確かに隊長や営業所の人間がいる時は大人しくしていて、いない時は羽を伸ばす‥と言うのは過去の自分を見ても分かる話だと思います。
しかし、この現場では最低限の事は守ってそれ以外はしっかりやろう、という話し合いをしたうえでメリハリをつけていたのですが、どうやらその最低限は私の知らないラインがもう一つ下があったようです。
まあ、隊長といのも結構厄介な存在なんだろうな‥と思い知らされました。
隊長という立場は現場の意見を知りつつ、会社の規則も順守させる必要があるのでどっちつかずな感じでもあります。
緩すぎてもいけないし、厳しすぎてもダメ。
その為に非常に微妙な存在なんですよ。
それが判っているから隊員たちと打ち解けきれず、会社に対してもハッキリと意見が言いきれない・・とてもやりづらいんですよね。
今日のあの警備室の様子を見ると、かつては自分もあの立場にいたんだよなと懐かしい気持ちになります。
しかし今は規律を守らせる立場にいるんだと孤独な気持ちにもなった光景でした。