警備員は余り稼ぐ事の出来ない仕事です。昔はそうでも無かった様ですが、今では警備員と言っても薄給な所が殆どだと思われます。そんな警備でも施設警備員は、他の警備業の中でも余り高給ではありません。ある現場では15万円しか貰えていなかったのですが、ある事を切っ掛けに手取りが20万円を超えるようになったのです。
警備員は稼げない仕事である
警備員は稼げません。
これは数十年前なら「手っ取り早く稼ぐなら警備員」と言われていた頃と考えるとだいぶ様変わりしたようです。
私は稼げる頃の警備の仕事を知りません。
入社した当時で既に稼げない警備員の仕事をしていました。
しかしそれでも令和の今よりは稼げていました。
働き方改革で労働時間というものが厳しくなり、会社側も労働者に無理な働かせ方が出来なくなったのが理由だと思います。
10年位前までは、まだ連続勤務をしてもそこまで会社も厳しくありませんでしたので、無理して出勤して稼いでいる人もいました。
そんな稼げない警備の仕事ですが、以前の現場では手取りが15万円程度しかありませんでした。
元々勤務日数も少なかったので、仕方の無い事ですがそれがある事を切っ掛けに手取りが20万円を超える様になったのです。
給料が5万円以上も上がった理由
手取りの金額は別にして、同じ警備会社に所属して給料が5万円以上も上がる、というのは中々ある事ではありません。
警備員は、1日働いて〇〇円と決まっているので、そこから給料が大幅に上がるという事は難しいでしょう。
しかし、同じ警備会社に所属していて手取りが5万円以上上がる事がありました。
一体どんな事をすればこれほどまで給料が上がるのかというと
「今よりも高給な現場へ転属した」
これが給料アップの理由です。
残念ですが、同じ職場で給料が大幅に上がるには、会社の大きな給料の見直しでもない限り無理なのかもしれません。
しかし、同じ警備会社でも勤務先が変われば、給料の変動の恩恵を受ける事が出来るのです。
そう、警備会社では物件によって1日当たりの給料が違う、なんて事は珍しい事ではありません。
基本的に、どこの現場でも給料は同じ、という事の方が多いと思いますが、中には現場によって1日当たりの給料が違う、という警備会社や現場は存在するのです。
弊社がちょうど現場によって給料が異なる会社であり、今まで当直勤務で貰えていた金額が、異動した現場先では手取りが5万円以上あがる結果となったのです。
現場によって給料が異なる、という事は異動した先の給料が今まで勤務していた所よりも低い、なんて事もあり得るでしょう。
異動して給料が下がった事が無いので何とも言えませんが、収入が下がるのであれば、いくら会社の命令とはいえ異動したくは無いですよね。
入社のタイミングと配属先のガチャ
警備員になろうと求人を見て、金額と勤務先に納得して入社した時は、自分で納得しているのでまだ良いですが、配属先が決まっていない状態で入社する人もいると聞きます。
その様な人は、新任教育が終わりいざ配属先の現場を知らされる時、どんな気持ちなのでしょう。
仮にどこの現場へ行くとなっても、たとえ給料が同じだとしても不安は残ると思います。
また、今まで勤務していた現場から、別の現場へ転属するとなった時、それは入社した時に自分で選択した職場ではなくなるのです。
一度入社してしまうと、その後に勤務先が変わる事なんて、施設警備員でもあり得る事なのです。
その時は「今度はどんな現場だろう」とある意味、運任せな所もありますね。
その異動先では給料が上がるのか、若しくは非常に忙しい職場なのか、それは行ってみなければ分からないのです。