警備員が転職を決めた時に人間関係で辞めるのと金銭的な都合で辞めるのとではどちらが多いのか

施設警備員に限らず警備員が転職をしようと決めた時の理由は、どの様なものが多いのでしょうか。代表的な理由に人間関係または給料が低いなどの金銭的理由などが挙げられると思いますが、過去に警備員の仕事を辞めた人の中には、これらの理由で辞めた人が何人も居ましたが、実はもっと多い理由で辞めるものがあるのです。

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人間関係で辞める人は多い?

警備員の仕事を転職しようとし退職する人は多いです。

警備業は人手不足ですが、参入する人も多いのですが、その分離職する人も多いのです。

 

離職する人が減れば、人手不足も解消するのですがそんな簡単な解決策も無く、入って来ては抜けていく・・という繰り返しです。

そんな離職する理由の一つに「人間関係」で退職する人がいます。

 

警備業界は様々な仕事を経験した人が集まって来るので、人間関係で仲がこじれる事も多いです。

年齢も親子以上離れている同僚も多くなるので、ジェネレーションギャップも発生します。

 

仕事内容が簡単でも、そこで働く同僚と上手くいかずに辞めてしまう人も少なくありません。

特に施設警備員の場合は、現場に配属されている人数も多いので、人間関係で悩む人の多くなるのです。

 

金銭的理由で辞める人は少ない?

次に金銭的理由で辞めてしまう警備員さんもいます。

警備業は他の仕事と比べると、給料は決して多い方ではありません。

 

求人などを見ても、1日当たりの金額が多く見えても、よくよく見てみると拘束時間が非常に長く、そこから時給計算してみると恐らく最低賃金で計算されている場合が多いです。

そんな低賃金の仕事なので、長く続けられない人も結構います。

 

しかし、退職される人の中で「給料が低いから辞める」と公言した人は実は居ません。

日頃から「少ない」と愚痴っている人は居ますが、そんな人が退職する時は何か別の理由をかこつけているのかもしれません。

そもそも入社する時に、金額が低いのは分かって入ってきているはずですし、後になって金銭的な理由で辞めるのも格好がつかない、と思っているのかもしれませんね。

 

金銭的理由で辞めると言えないから別の理由にする一つとして、仕事がキツクて体力的についていけない、というものがあります。

これは退職する理由の中で金銭的な事で辞めるカモフラージュにする人も多いかもしれませんが、それを含めても退職する理由の一つでもあります。

仕事に付いていけなくて辞めた

施設警備の仕事の中で、大型商業施設勤務の時に限り、退職する一番多い理由だった気がします。

大型商業施設の勤務は施設警備の中でもハードな方で、配属されてきても早い人だと1週間も経たずに辞めてしまう人も少なくありません。

 

一般の人が想像している、施設警備員としての仕事のラクさの想像を恐らく超えているのでしょうね。

商業施設がキツイといっても、現場によってはそこまで大変でない場合もあるので、全ての大型商業施設が1週間も我慢できないほどキツイとも限りません。

 

しかし、ネットを始め多くの所で病院や大型商業施設は大変である、といわれているので決して楽な方の現場では無いでしょう。

そんな現場に配属された新人の警備員さんは、余りにも仕事のキツさに付いていけず脱落する人も少なくありません。

 

そういった人は、一緒に仕事に入っている時は頑張っているのですが、どことなく悩んでいる様な雰囲気を感じる事があります。

そんな時は「あ、もしかして仕事がキツクて悩んでいるかも」となんとなく察する事もあります。

 

そして1~2週間過ぎたあたりで、会社へ退職の相談をしていた、なんて事を知るのです。

基本的に辞めようと思っている人の多くは、事前に周りに「仕事を辞める」と言いふらす事はしません。

 

自分の中で悩んで我慢しきれなくなった時に「辞める」と決意した事を会社へ告げます。

入社して1か月も経っていない状態なので、同僚に相談できるほど親しくなっておらず、一人で考え込んでしまう人が多いのでしょう。

 

人間関係にしても、仕事がキツクても、周りの人にし相談できて退職を思い留まる事が出来れば良いのですが、どんな理由で警備業界に来たのかもわからず、それほど親しくもなっていない状態では、無責任に

「警備員の仕事は楽しいから思い留まろうよ」

なんて言葉は気軽に掛けられませんよね。

 

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