施設警備員は建物内の仕事なので雨の日でも雨に濡れない為に装備品に雨具があっても機能性が無い

5月に入って半ばにもなるというのに、雨の日が多いです。こんな雨の日は仕事でも雨に濡れそうかと思いますが、今の現場では仕事中は殆ど雨に濡れません。そもそも施設警備員は建物内の仕事なので、例外を除いて勤務中は殆ど雨とは無縁です。その為、施設警備員の装備品はあまり雨に関した機能性のある物がありません。

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建物内の仕事は雨は関係ない

警備員というと一般の人の目に良くつくのは、外で旗を振っている交通誘導警備員さんだと思います。

施設警備員は建物の中に入って、なおその建物に施設警備員が常駐していなければ目に付く事もありません。

 

その点、交通誘導警備員さんは外に出れば誰の目にも止まるので「警備員は?」といった時に、多くの人が交通誘導警備員を真っ先に連想するのかもしれませんね。

そんな警備員ですが、雨の日はどうしても濡れてしまいます。

 

反面、施設警備員の場合は例外を除いてほとんどが建物内での勤務になるので、雨でも雪でも濡れる事はありません。

まあ、いくら建物内の仕事だと言っても、外周巡回や業務で外に出なければならない時もあるので、全く外に出ないという訳にも行きません。

 

そういう意味では私の今の現場は、極短い時間だけ外に出る業務はあるものの、それでも殆ど雨に濡れる事は無いので、施設警備業務の中でも雨の影響の少ない現場だと思います。

そんな雨に影響されにくい施設警備員ですが、雨に濡れる機会が少ない分、装備品もそれほど大した事はありません。

雨対策の装備品は普通なもの

交通誘導警備員さんなどは、殆ど外での勤務になるので雨対策の装備品などはしっかりしているイメージです。

代表的なものにカッパなどがありますが、防水と防寒の対策のしっかりした品な印象があります。

 

夏でも冬でも雨は降るので、もしかしたら夏用のカッパと冬用のカッパが有ったりして・・。

そんな雨具ですが、施設警備の現場にも外周巡回用としてカッパはあるのですが、大したものではありません。

 

以前の現場でも、経費が無いのかそういう警備会社なのか分かりませんが、カッパが無かった為に会社へ報告したら、届いたのは1着のみです。

もちろんホームセンターで購入して来たかの様な、しかも一番安そうなものです。

 

当然、1着しかないのでサイズが合わない人もいます。

その事を会社へ相談しても

「どうせ毎日使う訳でもないだろうし、傘で代用できるだろ」

 

という答えです。

その現場では警備員が外周巡回する時、雨の日は傘で見回っていたのです。

通常、巡回時は傘を使うと片手が使えなくなり不便なので、合羽を着るのが理想なのですが、殆どの警備員さんは傘を片手に業務を行っていたのです。

 

まあ、クライアント側も警備会社側も傘を使う事に何も言わないので、別にカッパが無くても問題ありません。

それほど施設警備の現場によっては、カッパを必要としない所もあるのです。

 

その為、施設警備員は雨具に関してはそれほど機能性を求める様な装備品は必要ありません。

警備員以外の誰でも使用している様な、普通の傘であったり普通のカッパで十分なのです。

施設警備員でも外の仕事はある

そんな雨の日に殆ど濡れる事のない施設警備員でも、現場によっては殆ど外の勤務で天候に左右される業務もあります。

施設内の駐車場の誘導業務などは、施設警備員がする場合もあり、駐車場専門で仕事を請けている警備会社の施設警備員さんは、ガッツリ雨に濡れます

 

私はそういった現場の経験が無いので、詳しくは分かりませんが、この様な現場の場合は安物のカッパなどでは体を守る事と耐久性に不安が残ります。

1日中雨に濡れるので、安物のカッパでは服の中までびっしょりになって風邪をひいてしまいそうですし、毎日使用するので直ぐに新しいものに交換が必要になりそうです。

 

一言で施設警備業務と云っても、全ての現場が建物内の仕事とは限らず、中にはほとんど建物内に入る事のない施設警備の仕事もあります。

そうとは知らずに、施設警備員になろうとして入ったら実は毎日外の仕事だった、なんて事も普通にあります。

 

施設警備員だから外の勤務ではない、施設警備員は建物内の仕事だから雨に濡れる事は無い、というのは決してすべての施設警備に限らない、という事を理解しておく事が重要ですね。

 

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