施設警備員が当直勤務で24時間拘束されて仕事をするという事は色々な問題があったりする

施設警備員の勤務に当直勤務があります。24時間拘束され、そのあいだ職場で仕事をするのです。もちろん待機時間や仮眠時間がありますが、帰りたくても帰れない事やこんなに拘束されて働いたのに給料たったこれだけ?と思う事など人によって様々な言いたい事があるのです。

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日勤と夜勤を合わせた勤務とも違う

施設警備員になって多くの勤務を24時間の勤務、いわゆる当直勤務として働いています。

勤務策の職場に24時間拘束され、翌朝下番するのです。

 

警備会社が変わっても、現場が変わっても24時間の当直勤務をしてきましたが、当直勤務に対して思う事もあったりします。

それは

 

日勤や夜勤の勤務形態と似ている様で似ていないという点です。

仮に日勤で12時間、夜勤で12時間の勤務だった時、当直勤務と同じ様に合計で24時間勤務とした場合、同じ仕事をしたとしても

 

「帰宅できるかそうで無いか」

 

という違いは大きいです。

日勤にしても夜勤にしても帰宅する事は出来ますが、当直勤務は帰宅できません。

よほど緊急な用事が発生した場合は、誰か交代して貰える人が居れば帰宅できますが、なかなか交代して貰える人が見つからない場合が多いです。

 

警備員の仕事はプライベートが犠牲になる事の多い仕事と思っておいてよいでしょう。

そしてもう一つ問題視している事に給料の問題があります。

24時間働いても給料は意外と低い

警備員の給料は余り高くありません。

近年、世の中の動きに合わせて若干、底上げしてきている様な印象がありますがまだまだ低い事に変わりはありません。

 

特に、地方の田舎の警備員としては給料が上がるのは最後の最後になるかと諦めていますがね。

そんな低いと言われる給料ですが、施設警備員の当直勤務の1日当たりの給料が低いのです。

 

都心部の方では軽く2万円越えをしているかもしれませんが、地方の施設警備員の当直勤務の給料は、ようやく2万円に到達するかどうか、という具合です。

これ、24時間の勤務を2日分として割ったら1日当たり「1万円を下回る」という事です。

 

日勤や夜勤をして1日1万円も貰えないという事です。

そう聞くと地方の警備員は稼げない、とお分かりかと思います。

 

24時間も拘束されて、帰る事も出来ず、挙句に1日1万円以下の給料となると文句のひとつも言いたくなるものです。

社内の噂ですが4月から若干給料が上がるとか上がらないとか・・。

 

恐らく、最低賃金を下回ってしまう為に、業績に関係なく上がるかもしれないという話が出ています。

どのくらいの給料アップになるのか分かりませんが、これは働く側としては朗報ですね。

唯一のメリットは翌日24時間休み

そんな一見不満の多い様に見える当直勤務ですが、嫌な事ばかりでもありません。

問題点も多いかもしれませんが、個人的にはそれ以上にメリットがあると思うので続けられているといっても過言ではありません。

 

そのメリットは何かというと、当直勤務は勤務が明けたその日は24時間丸々お休みという事です。

24時間拘束されて働いた翌日は24時間お休みになるという事は、自由な時間がたっぷりあるという事です。

 

本来ならば当直勤務をした翌日「明け日(非番)」と更にその次の日も休みになるのですが、弊社では人手不足の為に明け日しかお休みが無い場合が多いです。

日勤や夜勤の場合は、自由になる時間が帰宅してからまた翌日までせいぜい12時間くらいしかありませんが、当直勤務は24時間もあるのです。

 

これだと仕事もプライベートのどちらも充実した生活が出来ます。

一度、当直勤務を経験した時「おお、これはいい!」と思ったものです。

 

当直勤務は人によっては慣れない人もおり、毎日出勤する事になっても良いので日勤の方がいい、という人も居ます。

全ての人にとって適性な仕事とは言い切れませんが、一度経験してみて自分に合っているかどうか確認してからでも遅くは無いと思います。

 

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