節電でエレベータや照明をケチる施設

施設の建物は照明やエレベーター、エスカレーターなどたくさんの電気を使用するものがあります。今のご時世、どこの地域でも節電をうたった省エネ運動で廊下の電気や、時間帯でエレベーターを休止したりしています。ここでも廊下の電気やエレベーターを時間で休止していますが・・

スポンサーリンク

節電で消された廊下の照明

商業施設など、お客様が利用するエリアの照明などは「省エネ」とうたって暗くする事はまずないので、そういった場所は対象外ですが、施設警備員が勤務する大抵の建物の共用通路などは照明が間引きされて消されています。

 

これはそこの現場の経費節減の為か、東日本大震災以降全国的に大きく広まった事かはっきりとは分かりません。

まあ、経費節減はどこの施設でもやっている事なので別に珍しい事ではないですね。

 

共用通路の電気は人があまり通らなければ必要のないものなので、全ての電気がずっと煌々と付いていなくても良いわけです。

その為に、一つ置きに照明がつかない様にして電気を節約している施設をよく見かけます。

うちの現場でも廊下の電気は、一つづつ間引きされており日中は薄暗くなっています。

 

人があまり通らないので、多少暗くても問題ないですが薄暗い廊下を通るのはちょっと寂しいですね。

時間帯で止められたエレベーター

以前、商業施設で勤務していた時、東日本大震災が発生しました。

あの直後、至る所で節電運動がおこりそこの商業施設でも、一番利用の少ない場所のエレベーターが平日は休止状態になりました。

ただし、週末は来客も増えるので起動していました。

 

あの時は商業施設でさえ、お客様に影響のある場所でも節電している事が分かるほどでしたね。

まあ、悪い言い方をすれば「節電をしているアピール」だったのかもしれませんが・・。

 

そんなエレベーター休止ですが、今の現場でも現在エレベーターを時間帯で休止しています。

設備に関する業務内容ですが、24時間勤務しているのが警備員しかいないので、我々警備員が休止と起動をしています。

 

ただカギを差して回すだけの簡単なお仕事なので、時間さえ忘れなければ誰でもできる業務です。

今の現場が大勢のお客様が見えるような場所ではないので、エレベーターが休止していてもそれほど困る事でもありません。

 

また、建物内の一部のエレベーターが休止しているだけなので、稼働しているエレベーターを利用すれば上下階へは行けます。

聞いた話では、エレベーターの電気代って結構するらしいです。

夜中の巡回はいずれにせよ真っ暗

共用通路の電気にせよ、休止しているエレベーターにせよ、警備員にとってはあまり関係ありません。

通常勤務中は共用通路を歩く事はありませんし、エレベーターにも乗りません。

警備員が廊下を歩くか、エレベーターに乗る時は細密巡回をする夜中の時間です。

日中は出入管理をしているので、廊下はほとんど通る事はありませんし、日中エレベーターに乗らない、というのはきっとどこの現場でも同じでしょう。

 

その細密巡回の時だけは、ほぼ無人になった施設内を警備員が歩くので、真っ暗な廊下、人が居ないので利用しても問題ないエレベーターに乗る事が出来ます。

廊下が真っ暗でも警備員は懐中電灯を持っているので、問題ありませんしエレベーターは誰も乗ってきません。

 

あ、ここの現場では共用通路は人感センサーは付いていませんでした。

前の現場ではほぼ全て人感センサー付きだったのが懐かしいですね。

 

なので、今では懐中電灯必須です。

 

そんな細密巡回中は真っ暗なので、節電で廊下の出来が間引きされていて・・などといった事情は関係ありません「巡回時はすべて真っ暗」ですから。

 

廊下の照明を間引いたり、エレベーターを休止したりと節電するのはその地域の消費電力を抑える事や、無駄なエネルギーを出さない努力として立派だと思います。

警備員としても何か協力が出来るものがあれば、と思いますがやれる事は・・

 

夜中にエレベーターに乗らない事かな・・。

 

うん、あれ休止すると階段でものすごく上まで歩いて行かないとならないので、巡回時間に影響が・・

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク