施設警備員は設備員さんと清掃員さんを敵に回すと警備員としての仕事が間違いなく出来なくなるので注意

施設警備員は仕事をする上で、敵に回してはいけない人がいます。当然クライアントは言うまでもないですが、日常の仕事をする上で彼らを敵に回すと、警備員としての仕事が正常に出来なくなってしまいます。幸い今までそういった事はありませんが、日ごろから仕事をしていて協力なしでは成り立たない関係だと認識しています。

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警備と設備と清掃

施設警備員は建物内で仕事をしているので、他の業務を担当している部署と一緒に仕事をしています。

身近な所で云うと「設備員」「清掃員」です。

 

これらは現場によっては同じ会社が請け負っている所もあるかもしれませんが、大抵はそれぞれが別会社となっています。

警備と設備と清掃の各従業員は、毎日顔を合わせ各業務とも密接に関わりがあります。

 

警備員はエスカレーターやエレベーター、自動ドアなど業務中に異常があった時に設備員へ報告を上げます。

それ以外でも、設備に関した事は警備員だけで対応出来ない事が殆どなので、設備員に依頼する場面は普通にあります。

 

また、清掃に関してはトイレが詰まった、また床が汚れている、館内にゴミが落ちているなど、衛生面での異常を報告する事で清掃員さんが対応に入る様になっています。

警備員でも出来る範囲の事もありますが、警備員としての業務を遂行中に手が離せない場合や警備員では荷が重すぎる清掃は依頼するしかありません。

 

この様に、建物内で勤務していると建物を管理する事を任されている警備員ですが、建物内全ての事まで対応できるわけではなく、協力して管理している事が分かります。

敵に回すと仕事が出来ない

そんな設備員と清掃員ですが、彼らを敵に回すと仕事が出来なくなるのは先ほどの説明で何となく分かると思います。

エレベーターやエスカレーターが故障して設備員に報告しても知らん顔をされたり、通路が汚れていて清掃員に連絡しても一向に清掃に来てくれなかったりと、お互いが仲が悪かったりすると、仕事の依頼の連絡をしても無視されるかもしれません。

 

それはどの部署でも同じで、トイレに不審者がいるのに清掃員から連絡が来ても、警備員が無視する事もあるかもしれません。

お互いが険悪な関係にあると、お互いの業務に協力しない、なんて事はあってはいけません。

 

さいわい、今までの現場で各部署の関係が悪かった事はありませんでした。

どこの現場でもお互いが協力する事で自分たちの仕事が成り立っている、と分かっている人が殆どだったので、どの部署の人もそれぞれの仕事を尊敬していたと思います。

 

この3つの部署は、施設内では切っても切れない関係なのです。

どの部署が一番偉いのか

今までどこの現場でもそういった事はありませんでしたが、警備・設備・清掃でどの部署が一番偉い、なんて事はありません。

現場によっては3つのうちの一つの部署がクライアント、なんてところもありましたが、それ以外では基本的に施設の管理者でもあるクライアントが直接の依頼主だと思います。

 

という事は、3つの部署はどこが一番偉いなんて事は無くみな同じなのです。

稀に、警備員の中に設備員さんや清掃員さんに偉そうにしている者がいますが、勘違いするなと言いたいですね。

 

警備員は立場上、人などを管理しているので、設備の方や清掃の方が警備員に対してへり下だった態度をする事があります。

その姿勢に勘違いした警備員が「自分の方が偉い」と勘違いをして偉そうな態度を取っているのかもしれませんが、どの業者もクライアントから雇われている同じ立場の者であり、上や下はありません。

 

同じ立場の業者であり、それぞれの業務が密接にかかわっている以上、仕事はお互いが協力して行うものであり、命令してやらせるなんて事はあってはいけません。

毎日顔を合わせて、仕事の依頼せずに済む事はほぼ無い現場で、一人が偉そうな態度をとった結果、お互いが協力できなくなるという事は自分の仕事も成り立たなくなるのと同じなのです。

 

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