警備員には重箱の隅をつつくかの様に規則に細かい人もいれば多少緩くても良いという人とで衝突する事がある

警備員の中には規則にとても厳しい人と、多少の事なら目をつぶっても良い、という人が居ます。この両者が同じ職場で働いていると、よほど上司と部下の立場でもない限り、この2人は意見の違いで衝突します。この時、事の内容にもよりますが、どちらの言い分も正しいと言えたりするので、どちらが悪いと決めるのは難しかったりします。

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出入管理の受付簿の筆跡のダメ出し

規則に厳しい警備員と多少の事なら許せる警備員がいます。

どこの現場でもこの様な人たちが、程度の違いはあれいました。

 

この両者がそれぞれ別の現場で仕事をしていれば、何の問題も無いのですが、彼らが同じ職場で働くと面倒な事になります。

たとえば、出入管理業務の受付場で、台帳に記入する時、会社名や自分の名前を丁寧に書かない人が居たとします。

 

一応、警備員側の人間が何とか名前を読み取る事が出来たとした時、規則に厳しい警備員は

「ちゃんと読める時で丁寧に書いて下さい」

と注意をし、場合によっては書き直させる事も・・。

 

反面、多少の事では指摘しない警備員の場合は、書いた文字が全く読めない訳ではないので「これで良し」。

同じ問題が発生した時に、警備員によって対応に違いが出るのです。

 

一応この様な状況の規則としては、読める文字で書いていただく、となっていますが、厳密にいうとどちらの言い分も正しいと言えます。

ただ、その規則に過剰なまでに厳しいか、規則をぎりぎり守れていないかもしれないけどまあ良いでしょう、となるかです。

厳しすぎても緩すぎてもダメ

警備員が仕事をする上で規則を守ってもらう、というのは重要な事です。

警備員がこの規則を守らせる事をしなかったら、警備員が居る意味がないも同然です。

 

そういう意味では、規則に厳しい対応をした警備員が正しいように思えるかもしれません。

しかし、規則に厳しいという対応が過剰すぎてもいけません。

今回紹介している規則に厳しい警備員というのは、その過剰すぎる厳しさで対応する行動なのです。

 

周りの同僚の警備員から見ても、その行動が過剰すぎてまた同僚に対しても、人の仕事振りに関してそれこそ重箱の隅をつつくかのような指摘をするので、言われた隊員さんとケンカになる事も。

逆に、規則に寛大な警備員も過剰に緩すぎても、規則の意味が無くなってしまうので、これらはどちらも加減が難しいのです。

 

この両者が同じ職場で仕事をすると、大抵問題が発生します。

全く対応が正反対の2人なので

「なぜ許した!?」

「それくらい許してやれよ!」

とケンカになる事もあります。

一度衝突すると元には戻らない

身近にいた警備員さんが頑固なのか、一度彼らの意見が衝突するとそれ以降、両者の関係が修復する事はありませんでした

それぞれが警備員としての信念をもっており、相手の取った行動がそれを否定された様なものなので、相手が許せない、という気持ちになってしまうのかもしれません。

 

特に規則に厳しい警備員さんの方が、規則に緩めな警備員さんを強く否定する状態になっていました。

どちらかといえば、規則に厳しい警備員さんの方が、他の警備員さんの仕事に対しても、普段から小言をいっているので、みんな若干引いている感じでした。

 

警備員は規則を守り、また規則を守ってもらう様お願いする仕事ですが、その規則に対して大きく厳しすぎても、また大きく緩すぎても問題になるという事を理解しておく必要があります。

 

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