今朝クライアントに報告に行った年配隊員が帰って来た時に、巡回の時間が隊員によって違うけどこの方が良いね・・と話していたそうです。その隊員も賛同してた様ですがそもそも個々の現場の巡回時間は契約上、定時巡回になっているのです。
この現場では巡回に関する契約内容は定時巡回と決められています。契約書を見れば巡回表にそう明記されているので間違いありません。しかし、警備業務に詳しくない人から見ると定時巡回とは何か理解できていないのだと思います。
このクライアントの担当者は10年以上、その部署に見える方ですがその方でさえも定時巡回について理解されていないように思えます。
そもそも今までそういった話が出ても警備員側で誰も説明がロクに出来ていなかったのも原因の一つだと思います。
今朝報告に行った年配隊員でさえ、一緒に納得しているようでしたので無理もありません。
ここに前からいる年配隊員のほとんどが、警備業法についてまともに理解できていないので仕方がないでしょう。
私自身、人に教育出来るほどの知識はないですがその私から見ても
うわっ、ダメだこの人たち・・
と、ここへ配属された時思い知らされたのでクライアントに警備業務に関する説明なんて出来る訳がないですよね。
そもそもその担当者がなぜ警備員の巡回時間が人によってバラバラなのが良い、といったのかと言うと
施設内で警備員が巡回しているのが毎回同じ時間だと不審者に悟られたくないから・・だそうです。
いや、それなら初めから契約書にそう明記して定時巡回なんてさも分かったような文言にしなければ良かったのに。
警備業者からすると定時巡回なんて書いてあれば必ずその時間に巡回にでますし、そうしなければ契約違反で我々が訴えられます。
だからクライアントの警備の担当者がそんなこと発言をされるのは困りますし、ましてや警備員が同じように納得したり定時通りに巡回しないのは間違っています。
この年配隊員は昔から定時通りに巡回に出発しませんし、巡回ルートも定線巡回ではなく乱線巡回です。
クライアントがあんな調子なのでこちらも厳格に守らせることが出来ず困っています。
その担当者と年配隊員がズブズブな為、警備会社側としても対策が取れない状態です。
古い隊員がやりたい放題な現場で指揮を執るのは非常にやりずらいですね。
しかし契約書に明記されているので、この話が担当者から私に話される機会があれば指摘するつもりです。
どんな反応が返ってくるのか楽しみではあります・・。