先日夜の巡回時にとある工事区画を通った時、障害物があって通れませんでした。本来工事区画は仮囲いなどをして巡回路も含めて人が通れないようにするのですが、この区画はまだ仮囲いをするまでの規模でない状態でものが置いてありました。しかし巡回で通るには影響が・・
普通なら早い段階で仮囲いをして工事業者以外の人間が通れないようにするべきなのですがここの区画だけまだ仮囲いをしていません。
一般の人は余り通らない所なので仮囲いされていないのだと思います。
しかし我々警備員は毎日巡回で通るエリアでもあるのです。
普通の人が通らない様な所も日々通っています。
恐らくクライアント側の設備の人がまさか工事業者以外の人間が通るとは思っていなかったのでしょう。
ここの現場ではこういった警備員の業務を忘れられる事が良くあります。
今回の件は私から警備担当の方に
「警備員の巡回に支障が出るから何とかしてください」
そして
「設備担当の部署で、建物内で何か工事や通行規制がある時はこちら(警備側)に
も一報して欲しい」
とお願いをしました。
まあ、設備担当の方も良く知っているので悪い人ではないのですけどね。
もう少し我々の業務の事も把握していて欲しいものです。
警備員は誰も居なくなった時間帯、要するに真夜中などの暗い時間にも巡回に行ったりします。
その為足元が暗く何かにつまづく事もあります。
若い隊員だとまだ機敏に反応できますが、70歳も近いような年配隊員ですと一歩間違うと大けがをするかもしれません。
実際、夜に外周巡回している時に高齢の隊員が歩道の段差につまづいて足をくじいたくらいです。
他にも床が濡れていて気付かずに後ろにひっくり返って腰を強打した事件もありました。
いつかは通る道ですが年をとるとこういった事に遭遇しやすくなるようです。
その為、巡回中に思わぬ事故に遭わないようにする為にも避けられる事は排除しておかなければなりません。
また警備員は日頃から巡回時には細心の注意を払って行動しなければいけませんね。