警備員の仕事は正義感が強すぎる人は逆にお客様とトラブルになる場合が多く現場によっては向いていない

警備員は規則を守ってもらう為にお客様にお願いする事が多いです。規則を守らないと大きな事故に繋がる事もあるからです。しかし、余りにも正義感の強い警備員さんも、規則を守らせる事に固執しすぎてお客様とケンカになった人も見てきました。警備員はある程度柔軟な対応を持った人が仕事がスムーズにいく事もあるのです。

スポンサーリンク

規則を守ってもらう様お願いする

施設警備員は防災や防犯の為に時にお客様にお願いをする場面があります。

出入管理で受付簿に記載をお願いしたりするもの同じです。

 

施設に入ろうとする時に、その施設が決めた決まりとして受付簿に名前などを記入する「規則」を警備員は来客にお願いして記入してもらっています。

基本的に警備員が仕事をする時、お客様にお願いしている事は何も警備員が勝手に決めた決まりを、お願いしているのではなく、クライアントから委託された仕事をしているに過ぎません。

 

契約で警備員が請け負った仕事をしているので、お客様に対して従ってもらう様お願いするのは間違った事ではないのですが、まれに警備員の中にこのお願いを

「絶対に従わせる!」

という気持ちが出過ぎている人もいます。

警備員が悪いのか逆ギレした客が悪いのか

規則に従ってもらうのは間違ってはいないのですが、警備員さんの中にこの規則を何が何でも守ってもらおう、と気合の入り過ぎている人もいたりします。

規則を守ってもらうのは正しい事なのですが、お客様の中には警備員のお願いに素直に従ってもらえない人も少なからずいます。

 

何とか丁重にお願いし続けて最後には納得して貰えたりはするのですが、この丁寧なお願いをせずに強気な態度で従わせようとしたりするのです。

「規則に従うのは当然、こちらは間違っていない」

「正しい事を言っているので、へりくだる必要はない」

 

まあ、ある意味接客業としては失格ですね。

こういった人は、規則なんだから従うのは当然だ。

 

という心理の様で、まずはお願いして従ってもらうという気持ちが抜けています。

規則に従ってもらうのは間違っていないのですが、そのアプローチが悪いのです。

 

その為、お客様側としては「警備員のクセに偉そうに」という気持ちが表れてケンカになってしまいます。

過去にもこの様な態度の警備員がお客様とトラブルになった事もありました。

 

そしてたちが悪いのは、その警備員が「自分は悪くない」と思っている事です。

規則を守ってもらうのは当然なのに、従わせようとしたら客が逆ギレした、という流れに見えるようです。

 

如何に規則に対して理解していただき、穏やかに警備員のお願いに従ってもらうか、という気持ちで相手に接すればトラブルにならないのですが、初めから

「規則を守るのは当然」

という気持ちでは、同じお願いでも押し付けている感が相手には伝わります。

 

警備員はサービス業、という気持ちがあるか無いかで相手への対応も変わるのです。

柔軟な対応が求められる仕事

警備員は社会的に地位の低い仕事と、世間ではそう思われています。

世間の人がそう思っているので、その様な人間から指示やお願いをされる事に抵抗のある人も中には居るでしょう。

 

その様な人が、警備員から規則とはいえ当たり前の事だからという態度で「お願い」をされても素直に従ってくれるでしょうか。

世の中には色々な考え方を持った人が居ます。

 

自分よりも下だと思っている者に対して、見下した態度を取ったり、人からお願いされても素直に聞かない人もいます。

色々な人が居る中、警備員が自分の仕事を遂行する時、誰に対しても同じ様な対応では聞いてもらえない人もいると思って良いでしょう。

 

その為、規則を守ってもらおうとした時、誰に対して同じ態度で対応するのではなく、柔軟な対応で相手に話す事も必要です。

今まで一緒に働いて来た警備員さんを見ていると、意外とこの対応が出来ない人は結構いるので気をつけたいですね。

 

警備のしごとのトップページ

スポンサーリンク