アルバイトですら時給アップするのに警備員という仕事は給料が上がらない

全ての警備会社とは限りませんが、警備員の仕事をしてきて昇給というものを受けた事はありませんでした。アルバイトですら時給アップがあるというのに、警備員は入社してからずっと同じ金額なのです。もし、昇給がある警備会社があるのならその警備会社はホワイトな企業なのかもしれません。

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求人を見て入社してから同じ金額でずっと働く

警備員になって過去に警備会社も移籍した事がありますが、どこの警備会社もずっと同じ給料で働いてきました。

そう、警備員の仕事は昇給が無いのが当たり前な業界だと思っていたのです。

ですが自然に考えて警備会社も探せば、毎年昇給する会社もきっとあるのでしょう。私はただそういう会社に出会っていないだけなのかもしれません。

 

求人を見て警備会社へ入社したのですが、当時は別にお金が欲しくて警備員の仕事を選んだわけではなかったので、毎月毎年給料明細を見て昇給しない事に関して何の不満もありませんでした。

しかし、周りの警備員さんは

 

「今月いくら貰えた」

だとか

「今年も給料が上がらなかった」

などといった愚痴を話しているのを聞いていました。

 

確かに全く昇給しないというのは冷静に考えたら、現場で働く警備員は毎年仕事の経験値は溜まるので、それに合わせて昇給してもおかしくないと思うかもしれません。

今どき、アルバイトですら仕事ぶりを認められれば時給アップする所も多いはずですが、警備員の仕事は何年続けていても1円すら上がらない、という有様です。

 

まあ、警備員の仕事は毎日同じ仕事で何か積み重ねて成長する、という事はあまりないので仕方が無いと言えばそうなのかもしれませんがね。

さらに警備員の仕事なんてよほどな手柄でも出さない限り、周りから仕事に対して評価をされる様な事もありません。

資格手当てや現場が変われば昇給するチャンス

警備員として給料をアップさせたいのであれば、警備員としての資格を取得するのは良い手段だと思います。

警備業務検定の資格は、どこの警備会社で働くにも通用する資格です。

 

この資格があれば、資格を取得していない警備員よりも「一定水準の知識がある」とわかるからです。

以前にもお話しましたが、無資格の10年経験している警備員よりも、資格を取得している1年程度の経験の警備員の方が正しい業務知識があると判断されます。

 

現場での経験の差は確かにありますが、そんなものは数か月も勤務すればすぐに追いつく事でしょう。

しかし、警備業務検定の資格の差は取得しない限り埋まる事はありません。

 

その為、警備業務検定の資格を持っていれば、給料に対して資格手当てという毎月の給料をアップさせる契約をしてくれる警備会社も多いと思います。

あとは、今配属している現場とは違う所へ異動すれば、今度はそこの現場の給料に代わるので、異動する時は今よりも給料の高い現場へ配属させてもらうようにしないと、収入がダウンしてしまうので注意が必要ですね。

昇給もなければ賞与もない絶望感

今の警備会社は、昇給もなければ賞与もありません。

世の中すべての警備会社の形態を把握しているわけではないので、もしかしたら毎年ちゃんと昇給し、賞与ももらえる様な警備会社もあるのかもしれません。

 

ああ、もしかしたら誰もが知っている上位2社のあの警備会社なら昇給も賞与もしっかり頂けるのでしょうかね。

まあ私の様にヒマで楽な現場に慣れてしまっている警備員は、おそらくあの2社の警備会社へ入社しても使いものにならないかもしれませんが。

 

警備員になった切っ掛けが、次の仕事の為の腰かけ程度という動機なので、高給は期待していませんでした。

それでも貰えるのであればそれに越した事は無いですが、稼ぐために警備員の仕事を選んできたような人にとっては、しっかり吟味して警備会社を選ばないと後で地獄を見る事になります。

中には昇給や賞与の事を求人に表記していなかったり、面接時に説明をしなかったりする場合もありますので注意が必要ですね。

 

しかし、多くの警備会社が昇給も賞与もないと思われるので、稼ぎたいという人や普通の企業の様にもらえて当然と思っている人は、良く考えてから警備の仕事をやるかどうか決めた方が良いと思います。

 

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