案内所の新人のお姉さんとの会話

先日、出入管理をしている時に案内所のお姉さんがやってきました。どうやらお客様を案内する際に、案内先の建物を把握しておく必要があるため見に来たようです。そう、この女性は春から案内所に入った新人さんだったようです。

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案内所の方がわざわざ来たわけ

午後出入管理をしていると、制服を着たキレイな女性がやってきました。

こんな受付の場に来ることなんてあるんだ・・

 

そう、私は新しい現場へ来たばかりでここの事情に詳しくありません。

制服を着た女性が、私の居る建物へ用事があって来るのが普通なのか珍しいのかすらわからないのです。

その女性が目の前まで来て・・

 

「案内所の〇〇と申します、ここの建物の案内をするにあたってどんな所なのか確認しておこうと見に来ました。」

 

そう、この方はこの春から案内所で勤務する新人さんだったのです。

まだ、施設内をしっかり把握していないので色々見て回っているようでした。

 

「ああ、どうぞご自由に見て行ってください」

 

と答えましたが、内心私はドキドキしていました。

なぜなら

 

私もこの建物の事、今のところ全部把握していないので何か聞かれても答えられません。

 

建物内はいろいろな部署がありますが、警備員として出入管理は出来るものの、部署までの案内はまだ不慣れです。

何か聞かれても答えられない場合があります。

「実は私も今月からこの現場へ来たばかりで・・」

とすかさず役に立てないかもしれない事を伝えます。

新人同士の会話、しかし警備員はおっさん

まあ、別に仲良くなろうという訳でもないので、事務対応なやりとりで私の知っている範囲のこの建物の説明をしました。

どうやら、案内所でここの建物の問い合わせがごくまれにあるらしく、道順もやや複雑なために確認しに来たようでした。

 

別に気にする事もないのですが、制服を着た若い新人の女性と、おっさん警備員が二人で話をしている状況を見かけた時に「仕事中に私が話しかけた」なんて誤解されないかと不安になりました。

 

こちらは、まだ少ない知識を振り絞って建物の紹介をしているのに、遊んでいる様に見られたらどうしよう・・と。

2~3分くらいの短い時間でしたが、気が気でない時間でした。

まあ、どう考えても気にしすぎな妄想ですね。

自分の足で確認しに見に行く

しかし、場所がしっかり分からないとはいえ、自分の足で確認しに来るのには感心しました。

うちの隊でも、新しい現場という事もあり分からないことだらけな状態です。

隊員によってはまだすべての建物を自分の目で確認していない人もいます。

時間があるのにそれをしないのは、後で自分が大変になるだけです。

 

今回の女性の様に、自分の時間を割いて仕事の知識を得に行くのは立派だと思います。

またその姿は「ああ、がんばっているな」と周りから見てそう思います。

 

この先、あの案内所の女性とはお話しする機会は無いかもしれません。

しかし、この先も頑張っていって欲しいと思います。

 

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