仕事の覚えが早い警備員と遅い警備員

警備員に限らず、仕事を覚えるのに個人差はあります。警備業務で一番その差が出るのは、細密巡回時のルートを覚える早さです。早い人だと2~3回程度で覚えられる所を遅い人だと5回以上経っても危なっかしいです。個人差とはいえなぜ差が出来るのでしょうか。

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仕事の覚えが早い警備員さん

新人の警備員さんが来て研修をしますが、毎回思う事があります。

それは

人によって仕事の覚えるスピードが違う

事です。

これは完全に個人差なので仕方のない事ではあるのですが、教える側はその個人差に毎回苦労しているのです。

最近入った新人さんは仕事を覚えるのが早くて皆、驚いています。

施設警備員として一番苦労する細密巡回ルートですが、前回の新人さんよりも早く覚えてくれました。

まあ、過去の研修日程からすると普通なんですけどね。

前回の警備員さんが遅いと、その差で早く感じてしまいますね。

研修の日程と覚える量で「この日にちがあれば覚えられる」

という経験で決められているので、普通の人であれば問題ないはずなのです。

なので、〇〇さんは早く覚えてすごい・・というよりも前回の人が遅い、といえるのです。

覚えが遅いのはなぜか

予定の日程で覚えきれない警備員さんはどうなのでしょうか。

過去にたくさんの新人さんがこの現場へ来ましたが、決められた研修日程内で覚えられない人がいます。

この人たちは普通、と呼ばれる日程内に覚えきれないのです。

そうなると、他の人よりも延長して研修となってしまいます。

なぜ、普通の人と同じように覚えられないのでしょうか。

 

・人よりも、記憶するという能力が劣る

・研修時に人の話を聞いていない

・やる気がない

 

だいたいこんなものでしょうか。

ここの現場へ来た、研修日程内に覚えきれない人はみなこのどれかに当てはまっていました。

これらはすべて本人の意思にかかっているので、指導する側がいくら頑張ってもどうしようもありません。

そして研修が終わってからも改善が見込めないと、その後の勤務にも影響が出てきます。

任される仕事にどんどん差が出る

今はいませんが、以前仕事の覚えが余りにも悪くて特定のポストしかやらせてもらえていなかった隊員さんがいました。

仕事の覚えが悪く業務も頼りなくて任せられない・・という事で普通の人なら新しい仕事をどんどん覚えてもらう所、この隊員さんは仕事の幅を広げる事無く最後には異動となりました。

警備員として仲間と勤務する時、色々なポストがあり業務もそれに合わせてバラバラです。

仕事の覚えが悪いと先に進むことが出来ず、ずっと同じポストしか任せられません。

本人がどのように思っているか分かりませんが、積極性や仕事の能率が悪いと、いつまで経っても新しい仕事は与えられません

自分より後から入って来た新人さんに追い抜かれる・・という屈辱を受けない為にも頑張って仕事を自分の物にしていって欲しいものです。

 

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