警備員としての宝物を持っているか

警備員として仕事を続けるうえで、資産とも言える物があります。これは警備員の仕事を辞めてしまったら必要のない物かもしれませんが、警備員である以上大切なものです。これを持っている人も居れば、もしかしたら持っていない警備員さんもいるかもしれませんね。

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警備員を続ける限りそれは資産である

警備員として仕事を続ける限り、大切な宝物ともいえるものそれは

 

「自分が仕事を覚える時にメモったメモ帳です」

 

新人警備員として仕事を覚えている時に、自分で用意したメモ帳はありますか。

これは警備員さんによって持っていない人も居るかもしれません。

先輩警備員から「これから教える事をメモしておけ」と言われてメモを取る事はどこの現場でもある事でしょう。

 

私も警備員になりたての頃には、自分で用意したメモ帳に指導して貰った内容や、無線の飛ばし方文言など細かくまとめました。

それが今では違う現場で仕事をしてますが、大事に手元に置いています。

 

再び同じような現場で仕事をするかもしれない、という考えよりも当時を思い返すアイテムとして、また新しい現場でメモを作成する時にそのメモを参考にする為です。

同じ警備員としての仕事をする以上、このメモは現場が違っても再び役に立つ大切な宝物になるのです。

初心に帰るアイテムとして

当時作成したメモ帳は、あの頃頑張っていたな、という初心に帰るアイテムとしても役に立ちます。

あの頃は、警備員としての業務を何一つ知らない状態で、指導していただく内容は全て新鮮でした。

 

初めて聞く単語や、初めて使う無線など新しい事ばかりで必死になってメモに取りました。

走り書きのメモでは後々読めない事もあるので、清書用のメモ帳まで用意してキレイな文字で完成させたものです。

おかげで今でもちゃんと読めますし、書き直している分、頭にもしっかり記憶されています。

 

今では他所の現場に行って、まったりした現場ばかりで弛んでしまっているかもしれませんが、このメモ帳を見ると当時を思い出し「しっかりせねば」という思いに至る事が出来ます。

警備員として日々仕事をしていると、毎日同じ仕事の繰り返しで慣れからくる怠慢でいい加減になりがちですが、新人の頃を思い出すようなアイテムがあるといつでも気を引き締める事が出来ますよ。

社外秘な情報のため門外不出

警備員として学んだ事は意外と重要な事柄が多く、外でうかつに話してはいけません。

それはメモに取った事も同じ事で、当時のメモを見返すと他所では話せない様な事がたくさん書いてあります。

 

どんなに小さな現場でも、社外秘となる様な事まで学んでいるはずなので、指導を受けた時にメモを取った場合は、紛失に十分気を付ける必要があります。

警備員の仕事をする以上、暗証番号や施設の脆弱な場所などとても外部に漏らしてはいけない様な事まで知る事になるので、警備の仕事を辞めても悪用してはいけません。

 

これはごくまれに「元警備員」という肩書で犯罪のニュースが流れる事がありますが、警備員の信用を失墜させるとても悲しい事件です。

こういった人間がなぜ警備員になれたのか不思議でなりませんが、外部に情報を漏らすような愚かな行動は絶対にしてはいけません。

 

今回メモという形で施設の秘密を書いている場合があります。

自分の仕事の為に書いたものですが、それはその施設の秘密でもあるのです。

必要なくなったからと言ってぞんざいな扱いだけはしない様に注意して欲しいですね。

 

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