今ではすっかり定着したマスク姿、以前警備員が勤務中にマスクを着ける事で問題になった事を話しましたが、今では逆に着けていないと問題になる様になりました。そのマスクですが、勤務中に着けていて今でも問題になるような事があるのです。
今では当たり前のマスク姿
以前商業施設勤務の警備員さんが、店内巡回中に花粉症専用のマスクをつけていました。
そのころはまだ今のコロナ禍の様に誰もがマスクをつけるのが当たり前でなく、特に警備員が店内巡回中にごっついマスクなんてつけていたら逆に
「警備員が大きなマスクをつけて店内を歩いていたらお客様に不審がられる」
という理由で外して巡回するようにクライアントから指摘されていました。
花粉症という生理的理由で着用しているものを業務命令として禁止するのは、当時としても個人的に「どうなの?」という思いでした。
あれから幾年が過ぎ、今では商業施設内で警備員が店内巡回中にマスクをしていなかったらきっと
「コロナがうつるかもしれないのに、マスクをしていないんなんてけしからん!」
といわれるのでしょうね。
今では商業施設で勤務していないので詳しくは分かりませんが、コロナ対策しながら商業施設で勤務する施設警備員さんはマスク以外でも苦労されている事でしょう。
警備員だけじゃないマスクの問題点
今では当たり前なマスク着用ですが、現在の暇な現場であってもマスクはちゃんと着用して勤務しています。
出入管理のでは座哨ですが、来客がなくてもずっとマスクを着用していますし、建物内の巡回時でも、まわりに人の気配がなくてもマスクはつけたまま巡回しています。
たまに、トイレの中を確認している時、人がいないのを確認してマスクをずらして一息ついていますが・・。
そんなマスク着用ですが困ったことが一つあります。
それは
マスクをしているとメガネが曇る事です
メガネを着用している隊員さんによくある光景ですが、マスクから出る自分の息呼吸でメガネのレンズが曇ります。
マスクをつける機会の少なかったころには、つけている期間もそれほど長くなかったので我慢できていましたが、勤務中・・食事やお風呂、寝るとき以外はずっとマスクをつけているので、メガネが曇りっぱなしです。
今では呼吸が眼鏡にあたらないようなマスクのつけ方を身に着けましたが、巡回中など体を動かしているとマスクがずれて呼吸が眼鏡にあたりたちまちメガネが曇ってしまうのです。
これ、メガネをつけない人にとっては分からない事かもしれませんが、当事者からするととても大きな問題なんです。
今まで見えていた視界が急に塞がれるので、運転中や人と会話している時などは一瞬焦ります。
今では回りみんな同じ状況なので、来客対応中に視界が曇ってもそれほど気にならなくなりました。
なぜらな、目の前にいる受付へ来たお客様の眼鏡も曇っていたりしてその方も気にしていないからです・・。
みんな、同じなんだな・・と微笑ましくも思います。
冬は助かるマスク事情
マスクをつけていて、良いこともありますね。
夏場では口周りに熱がこもって苦しかったですが、冬場ではむしろ暖かく防寒対策になっている事ですね。
施設警備員とはいえ、外での業務もあったりするので顔周りの寒さがマスクのおかげで緩和されています。
防寒着で首回りまでは暖かいのですが、頬など鼻回りはマスクなどしないと防ぐことが出来ません。
風邪もひいていないのにマスクをつけるのがおかしく見えた1年前と比較すると、今では寒さ対策も兼ねて堂々とマスクをつけられるので助かっています。
警備員に限らず、外で勤務する機会の多い職業の方はみな同じ気持ちでしょうね。
まだまだ油断できませんので、手洗いうがいをしっかりして仕事に臨みましょう。