自分がまったりな現場での勤務経験が多いのが原因なのか分かりませんが、警備員の仕事というのは、警備以外の仕事と比べて比較的ストレスの少ない仕事なのでは、と思います。施設警備でも交通警備でも人と接する仕事ではありますが、私が今まで経験してきた仕事と比べると、同僚に対してもお客様に対してもそこまでストレスを感じるようには思いません。
施設警備での接客対応
警備員の仕事が全くストレスが無いとは言いません。
過去に大型商業施設の勤務だった時は、来店されたお客様の相手をする事も多く、また施設の従業員の対応もありそれなりにストレスはあったと思います。
来店されるお客様の相手は、主にお店の場所やトイレまたは駐車場の場所を聞かれる事が多く、毎日似た様な問い合わせばかりなので、数年もすればその対応にも慣れてきます。
また他の現場での接客と言えば、やはり出入管理の受付場での対応がほとんどで、受付に見えるお客様次第ですが、現場によっては腰の低い来訪者が多くてとても気持ちの良い出入管理の仕事が出来ました。
これは現場による当たりハズレが多いので、中には出入管理で毎回辛い思いをされている警備員さんもいるかもしれませんね。
そういう意味ではストレスの多い少ないは、現場の当たりハズレによるところが大きいかもしれません。
完全ではないがストレスは少ない
施設警備の現場によってストレスの大小の違いはあると思いますが、それは警備員以外のお客様に対しての面が大きいですがそれ以外にも、一緒に働く警備員さんも少なからず影響はあると思います。
いつも仕事の事で迷惑ばかりかけて来る様な同僚では、その尻拭いに振り回されて困る事もあるでしょう。
中には先輩警備員から嫌な当たり方をされて、困っている人も居るかもしれませんね。
そんな人にとっては職場は大きなストレスとなっているかもしれません。
今現在私は隊長として勤務しているので、上司に対して堂々と嫌がらせをして来る様な人はいないので、他の人に比べたらその点ではストレスは少ないかもしれません。
しかし、隊長だからこそ業務に関する事で問題があったりするので結局同じなのかもしれませんがね。
まあ、後は警備員同士のトラブルなどの解決など面倒な事はあるものです。
これらを比較しても、警備員になる前の仕事で経験してきたストレスなどと比べれば警備員の方がマシだと思えました。
誰もが同じだとは言いませんが、警備員の仕事は他の仕事に比べてストレスなどの問題は少ないと思ったものです。
警備員の仕事はやめられない
警備員の仕事を一度でも経験してしまうと、警備員以外の仕事に戻れなくなる、なんていう話をよく聞きますが、その中の一つにこのストレスが少ない、という事があるのではと思いました。
ストレスは人によって感じ方は違いますが、警備員の色々な業務はのんびりしているというか落ち着いている感じがします。
忙しい瞬間はありますが、全体を通してみればそこまでずっと忙しい訳でもありません。
業務中でも多少気を抜いていても何とかなってしまったり、自分一人に掛かる責任というのはそうはありません。
間違った事さえしていなければ、大抵は上司や会社が守ってくれます。
一人の警備員として勤務していても、言い方が悪いですが責任を取らなくて良い、というメリットは大きいです。
今まで警備員として勤務してきて、何か大きな失敗をして責任を負わされて退職した者や、莫大な金銭的な責任を負った人は一人も見ていません。
そもそもそこまで大きな問題事態、発生する機会が少ないですがせいぜい仕事で失敗して、別の現場へ飛ばされた程度です。
そんなストレスのない仕事なので、収入が少ないのが理由で退職したり、またちょっとして問題を起こして、警備の仕事が嫌になり退職しても、また別の警備会社へ入社して警備員になっていたりする人が多いのではないでしょうか。
警備員は退職してもまた別の警備員になるだけ。
離職率が高くても復帰率は高いのかもしれませんね。