先週のお盆休みの頃から、建物の巡回で警備員の火気点検の見落としが目立ちます。一昨日に室内のエアコンの消し忘れがあったのに、巡回者が見落として夕べの隊員が見つけました。お盆休みに入るまでは見落としなんて無かったのに立て続けにあり過ぎですよ・・。
今この現場に居る隊員は殆どが年単位で配属している警備員ばかりです。
先月に配属された隊員がいますが、むしろ彼が見落としを発見してくれました。
ベテランが見落として、新人が拾い上げる‥と言うとても恥ずかしい状態です。
先週から数えて5件は見落としがありました。今まででも月に1件あるか無いか程度のミスがわずか1週間で5件もあったのです。
世の中がお盆休みなのにつられて、ウチの隊員もお盆休み気分になったかのようです。
どれもいつも通り普通に巡回していれば見つけられるほどの物です。新人の隊員が見つけられたくらいなので、これは恥ずかしい事ですね。
今回あったエアコンにしても、巡回時に部屋に入った途端に涼しいわけですからすぐに気付きますよね。
それに気づけなった?という事はもしかしてそのエリアの巡回をすっ飛ばしてる?と疑われても仕方ありません。
ここの現場の半数位の人間が今回の5件の見落としに関与しているので、休み気分が現場の隊員たちに伝播したかのようです。
ここの現場のお盆週間はひと気も減り、出入管理も暇で警備員の気が緩みやすいと言えばその通りです。
一般の隊員ならやはり気が緩んでしまうのかもしれません。
その気のゆるみが仕事のミスにもつながると十分わかっている隊員ならなんとか気のゆるみを抑える事が出来るかもしれませんが、なかなか難しいでしょう。
人間、誰も見ていないとズルをしてしまう・・というのがここでは試されます。
そういった見方が出来れば大丈夫でしょうが、何かしらの責任が当人にないと環境に流されてしまうと思います。
今の私は大丈夫ですが、まだ隊長になる前の隊員の時はそんなこと考えた事も有りませんでした。
クライアントも近くにいない、警備室周りには誰も居ない、仲間の隊員も目の届く範囲にいない・・となるとやはり気が緩んでしまうでしょう。
明日からお盆休みも終わって通常の業務に戻ります。
恐らくうちの隊員たちも休みボケも治ってくれると思います。
ここ最近の凡ミスはお盆休みの気の緩みであったんだと願って・・。