クライアントの居ない時間帯の夜中に建物を巡回している時、照明が球切れを起こしていたので翌日に報告しました。
ここの現場は照明が人感センサーや通常のスイッチ式の所などさまざまなタイプがあり、配属されたての新人隊員ですと見分けるのに苦労します。
照明の種類は覚えるしかない
どこのエリアの照明が人感センサーで他がスイッチ式なのかというのは、実際に巡回に行って回ってみないと覚えることが出来ません。照明器具をパッと見ただけでは人感センサー式かそうでないかは区別がつきにくいものです。
巡回に行く度に自然と覚えられるので、大変なのは初めのうちだけです。
しかも、照明が人感センサーかそうでないかというのはそれほど重要でもありませんし・・。
電気がつかなくても巡回中は懐中電灯を持っているので、照らせば済みます。
日中にしても暗い場所があっても、真っ暗でもないので何とか歩く分にはそれほど困難でもないです。
問題があるとすれば、警備員側がその照明器具の球切れに気づけるかどうかだけです。
人感センサー球切れは仕組みが複雑
人感センサーの球切れは色々タイプがあって
・センサーそのものが壊れているのか
・照明が球切れしているのか
など、他にもいろいろな要素があります。
単純にスイッチ式の照明器具ならば、球切れを疑うだけで良い場合が多いですが、人感センサータイプですと原因が多くて、クライアントに報告する時も
人感センサーの照明の不具合を詳細に報告する必要があるので面倒です。
今回の不具合は、センサーに反応した照明が付くが自動では消えない・・という状態でした。
巡回に行った時も、すでに明かりがついていて消える様子がない、という具合です。
一見、誰かが通ったかもしれないという予想もできますが、センサー外で暫く待っていても消える気配がないので異常という判断で報告に至りました。
こういった状態は日頃からセンサーを気にしていないと気づきません。毎日何気に通っている人でもわからないと思います。
毎日、しかも人気のない時間帯に通る警備員だからこそ気づける事なのです。
球切れの報告がダブる事もある
そんな警備員だからこそ気づける事でも、その隊の中で申し送りが出来ていないとクライアントに2重で報告してしまう事もあります。
前日に異常を発見した警備員がクライアントに報告して、他の警備員がまた同じ内容を次の日に報告する事もたまにあります。
Aという異常があり、その事をクライアントに報告した
という情報Aを共有化しないとこういった事が起こるのです。
それを防ぐ為に申し送り(引継ぎ)というものがあります。
過去にも実際に申し送りをしなかった為に問題になったことが多々あります。
球切れの件ならまだ大きな問題にはなりませんが、大失敗に発展しないよう日頃から申し送り(引継ぎ)を忘れないよう注意しましょう。