駐車場の植栽が折れた時の警備員の行動は

施設によっては施設の周りに植栽などの木々が植えてあったりします。今回その植栽の木が強風で折れたのですが、どこへ報告したらよいか分からないという警備員が居ました。警備経験の浅いその隊員はこういった対応すらどうしたら分かっていないんだな、と思い知らされました。

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強風で木が折れた

最近吹いた強風のせいで駐車場内にある植栽の木が折れました。

もともと古い木だったのか、強風でポッキリいったのかは分かりませんが、まあまあの太さの木でした。

私が休みの間に起こった事なので、その辺りの理由は分かりませんが、ケガ人が無くて良かったです。

 

過去にも台風で今回の木よりももっと大きな木が倒れた事もありました。

いづれも人に被害が及ぶ事が無かったので、警備員としてレベルの高い対応を求められる事はありませんでした。

万が一、倒木が人に当たって大怪我なんて事になったら大騒ぎになる事でしょう。

もしそうなっても落ち着いて対応出来る様に、日頃から救護に関する勉強をしておいた方が良いかもしれませんね。

 

今回人的被害も無い植栽の木が折れた件ですが、その時に対応した警備員に問題がありました。

植栽の木だろうが、駐車場内での車両の事故などであろうが問題が発生した時にどのようにしたらよいのか、という事が分かっていなかった警備員が居たというのが驚きでした。

報告先は設備か植木屋かクライアントか

まず第一に、植栽の木が折れた時にどこへ報告するのかという事です。

 

・駐車場内の管理は設備なのでそこにある植栽の問題だから設備へ連絡する。

・施設内にある植栽は普段外注先の植木屋が管理しているので、まず植木屋へ電話して来てもらう。

 

今回丁度この問題が発生した時に担当していた警備員はこういった判断で悩んでいたそうです。

結局他の警備員もすぐに合流して正しい対応をする事で問題は解決しました。

 

いや、本当に他の隊員さんが協力してくれて本当に良かったと思います。

なぜなら、その迷っていたどちらも対応をしては間違っていますからね。

正解はもちろん

 

「クライアントの警備担当者」

 

の一択しかありません。

何故、そこへ考えが及ばなかったのか全く不思議でなりません。

警備員の直属の担当が一番初め

警備員は普通そこの委託業者からお仕事をいただいています。

そしてそこから更に警備担当者がいる場合が多いですね。

中にはそういった担当者が存在しない所もあるかもしれませんが、誰かしらが窓口になっていると思います。

 

警備員は何かあった時は必ずクライアントの担当者へ報告、連絡をし指示を仰ぐのです。

いや、これは警備員ならだれもが当たり前に知っていてそれが出来るものだと思っていました。

しかし、今回の問題が発生した時にいた隊員はそれが出来なかったのです。

設備担当やまさかの植木屋に連絡するかどうか悩んでいたなんて。

 

取りあえず、他の隊員さんの活躍で事なきを得たようですが、よもや一番初めに植木屋に電話していたらどうなっていたのでしょうか。

今回の件でその隊員も何かあったらまずは警備担当へ連絡する、という事を学べたので良しとしましょう。

 

警備員は設備に関する事や、今回の様な外周での様々な問題など助けを求める人が初めに駆け込んでくる場所でもあります。

その時に、該当する問題に関係のある部署へ報告すると考えがちですが、我々に飛び込んできた事案はまずは直属の警備担当者へ報告してそこから指示を仰ぐのが普通です。

 

現場によって多少この仕組みが変わる場合もあるかもしれませんが、それはその現場の仕組みに従いましょう。

しかし、そういったルールが無い限りはまずは警備担当へ連絡するのが間違いないですね。

 

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