高齢者の警備員が半数を占める施設警備の警備隊なんて今やどこの現場でも当たり前な事なのか

これは施設警備に限った事ではないのかもしれませんが、警備隊のメンバーの半数が年金を貰っている様な高齢の警備員さんで占めている現場は今や別に珍しい事ではないのかもしれません。ここ15年近く勤務してきて警備隊のメンバー構成で高齢者が半数を占める現場の勤務が最近は続いている様な気がします

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高齢の警備員が年々増えている

今の現場の警備隊は、年金を貰っている高齢の警備員さんが半数います。

以前の現場でも高齢者の方は多かったですが、全体の平均年齢はそこまで高くなかったのですが、今の現場は平均年齢が以前よりも高いと思います。

 

高齢者の警備員という基準はここでは「年金を貰っている人」としています。

年金を実際に貰っているかそうでないかではなく、貰える年齢に達している様な人といった方が良いかもしれませんね。

 

初めて警備員になった時、周りには20歳代の警備員さんもいました。さらに私と同じ世代の警備員さんも何人もおり「警備員は高齢者ばかり」というイメージは無かったと思います。

もう、15年も前の話ですが。

さらに言えば、大型商業施設での勤務でもあったので、警備会社が比較的若い年齢の警備員さんを配属させていたのかもしれない、という事もあり得ます。

 

今では商業施設での勤務ではなくなったのが理由なのか、周りには高齢者の警備員さんが増えた気がします。

後は、10年以上経過した事により、団塊の世代の退職者が警備業界に大勢入って来たというのもあるのかもしれませんね。

定年のない仕事なので当たり前

多くの高齢者の方が警備業に流れてきた、という理由はもっともらしいかもしれませんが、もう一つの理由として

 

「警備業は定年が無いので高齢者が増えるのは当然」

 

という事です。

一応どこの警備会社にも定年制という物はあると思いますが、今まで経験してきた警備会社はいずれも、警備会社の定年と言われる年齢をはるかに超えた警備員さんも普通に仕事をしていました。

別にそれが悪いという訳ではありません。

 

高齢の警備員さんの中には、若い世代のポンコツ警備員よりも素晴らしい仕事をする人もいました。

定年で退職させる前に、ポンコツ警備員の方を外した方がその警備会社や現場にとって有益だ、という現場も少なくないと思います。

 

そんな高齢の警備員さんですが、どこも定年の時がやって来てもそのまま仕事をしているので、高齢の警備員さんが増えていなかったとしても退職して抜ける事が無いので、見た目以上に高齢の方が多く見えるのかもしれませんね。

全員毎年歳を取るので平均年齢も上がる

警備員の仕事をしたら警備以外の仕事が出来なくなる

というセリフをよく見かけます。

 

他の仕事比べてノルマも無ければ残業もほとんどありません。

見方によってはホワイトな印象を受ける警備業です。

 

そんな仕事を一度してしまうと他に行けなくなる、というのは実際に警備の仕事をしてきて分からない話しでもありません。

そして、周りにいる警備員さんの多くは「新しい仕事をしたい」と言って抜ける人もほとんどいませんでした。

 

抜けるとすれば、仕事で周りの警備員さんに散々迷惑を掛けて、誰からも信用されなくなり居心地が悪くなって辞めるか、もしくは会社側がその警備員さんを必要な人材、と判断した場合には他所の現場へ異動させるくらいでしょうか。

殆どの警備員さんが、辞める事なく警備員としてとどまるとどうなるのかと言えば

 

「全体の平均年齢が上がり続ける」

 

のです。

多くの企業は定年で会社を抜け、春から新入社員として若い年齢の人材が投入されますが、警備業界は殆どが中途採用でしかも、定年後の人材も多く入社します。

 

抜ける人が少なく入って来る人も年齢が高い、となると平均年齢は毎年着実に上がっていきます。

今ちょうど、団塊の世代の人を頂点として、年齢の高い人が多く入社している年代だと思われます。

 

もう10年もすれば、さすがに団塊の世代の人も80歳代を大きく過ぎる事となり、いくら楽な仕事と言われている警備員の仕事ですら続けるには難しい歳になってきそうです。

かろうじてその下を支えている団塊の世代ジュニアの警備員だけでは警備業界の人手不足は補えないので、その頃に大きな人手不足の波がやってくるかもしれませんね。

 

それまでに人手不足を解消するAI化や革新的な事でも起きないと、現状の仕組みでは警備業界は続かないかもしれませんね。

 

今の現場でも、高齢の警備員さんが半数所属しているだけでなく、既存の隊員さんたちの入れ替わりが無いので平均年齢は上がる一方です。

配属当時は平均年齢が50歳代だったとしても、そのうち平均年齢が60歳代に突入しそうな勢いです。

まあ、その現場の仕事を続けているので経験と知識は積み重なっており、業務に関する問題は無いと思いますが「高齢者警備隊」となってしまうのが何とも言えない不安を感じてしまいます。

 

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