施設警備員が仕事中で一番多い受傷事故というと誰もが転倒というと思います。現場で働く現役の警備員さんは自分を含め、実際に事故を起こした人を見てきているのではないでしょうか。夜中に暗い施設内を巡回する機会が多く、またそこへきて高齢の警備員さんも多いので、どうしても転倒事故は多くなります。気を付けていてもケガをしてしまう人は居るものなのです。
施設警備員の受傷事故
良く警備業務検定の問題にも出たりする内容に、施設警備員の受傷事故で一番多いのは転倒事故である、という問いです。
この問題で車両による事故が多い、とされていたりするのですが施設警備で多い受傷事故は転倒事故が正解となっています。
そして実際に現場で勤務してきた者としてもやはり、転倒事故は多いと実感しています。
事故の程度の大小にかかわらず、ちょっと躓いたというだけでも十分転倒事故となります。
施設警備員は、建物内が職場になっており建物内のあらゆる場所を歩きます。
それこそ物を跨いだりしたり、段差を超えたりします。
その際にふとした瞬間足を踏み外したりして転倒するのです。
また夜間に施設内を巡回したりする時、真っ暗な部屋や通路を歩くのでどうしても視界が悪くなり転倒してしまいます。
過去には転倒して大けがを負った警備員さんは居なかったので良いですが、転倒の仕方によっては大ケガをする場合もあるので、たかが転倒と甘く見てはいけません。
そんな転倒ですが、足元が不安定な建物内を歩くから、という理由だけでなく警備員さん自身に問題がある場合もあるのです。
高齢の警備員さんは特に注意
警備員の多くは高齢の人が多いです。
それは施設警備員も例外ではなく、多くの現場で多くの高齢の警備員さんが働いています。
人間歳を取ると若い頃よりも体が不自由になり、ちょっとした事でも転倒する事があります。
高齢になると転倒しやすくなるというのに、そこへきて足元が不安定な中仕事をする施設警備という業務を実施しているので危険なのは尚更です。
過去の現場でも高齢の警備員さんが巡回中に転倒する、という事が何度かありました。
高齢の警備員さんが転倒したのは、特に何の段差も無いフラットな普通の廊下での事です。
そう、そこに何も障害が無いのに足がもつれて転倒したのです。
周りもビックリしましたが本人もびっくりしていました。
この様に、職場で歩くのに不便な状態の中転倒したのではなく、普通に歩いているだけでも転倒するのです。
歳を取る事で、自分の体が思ったような動きをせず転倒する危険がある中仕事をしているのは衰えを感じる現象でもあります。
自分はまだ大丈夫、と慢心せず自分が高齢者である事を自覚して、注意しながら歩いて欲しいものです。
転んでケガをして働けなるなんて、こんな恥ずかしくも悔しい事は無いですからね。
受傷事故の無い現場は無かった
これまでに何人かの警備員さんの転倒による受傷事故を見てきましたが、幸いな事にその転倒が原因で仕事を辞めざるを得ない様な大きな事故はありませんでした。
転倒した際に、ギリギリのところで大ケガを免れる回避が出来ていたのかもしれませんね。
転倒による受傷事故ですが、なにも高齢の警備員さんばかりではありません。
ここ最近では40代の警備員さんが、駐車場の車止めポールにぶつかる事故がありました。
特に新人警備員で現場に不慣れだったというわけでもなく、他の事に気を取られて歩いていて進行方向にポールがある事に気付かず躓いた様です。
周りにどんなものがある、という注意力が無かったのかもしれません。
その警備員さんは、周りの事に対してやや注意力が欠けている様な人だったので、なるべくして転倒したのかもしれません。
警備員として周りに気を配りながら仕事をするというのは、ある意味当たり前の事でもあるので、普段から注意力が欠けているという自覚のある人は、業務中に転倒事故を起こさないよう細心の注意が必要ですね。


