施設警備喉の現場でも同じ事を感じたのですが、キツイ現場や楽な現場でもどちらでも、当直勤務明けで下番する時は疲労度は大して変わらないという事です。そもそも施設警備員として当直勤務をする時、どんな現場でも仮眠時間というのはどこでも4時間程度しかなく、1日のサイクルとして睡眠が4時間では体がはダルいままなのです。
当直勤務は仮眠時間が足りない
今までキツイ現場とラクな現場を経験してきて、そのどちらも当直勤務を経験しています。
1日24時間のうちで仕事として当直勤務をして、キツイ現場とラクな現場ではラクな現場の方が全体を通して体の負担は少ないと思います。
しかし当直勤務を終えて車で帰宅する時、ラクな勤務での下番のはずなのに疲労度は、キツイ現場での勤務の時と変わらないのです。
10年以上働いているので、年齢という事もあるかもしれませんが、明らかにラクな勤務の方が何もしていないのに、キツイ現場の時と変わりません。
唯一同じものと言えば
「仮眠時間が4時間」
という事です。
警備員の多くの現場が、仮眠時間4時間なのではないでしょうか。
私が知らないだけでもしかしたら中には「仮眠時間が8時間」なんて所もあるのかもしれません。
しかし、私が知る限り仮眠時間が6時間以上ある現場は今まで見た事はありません。
そう、警備員は仮眠時間が4時間で毎日頑張っているのです。
キツイ現場もラクな現場も同じ
現場にもよりますが、24時間勤務で1日、体を動かしっぱなしの仕事をしていて、仮眠が4時間しかないと中々疲れは取れません。
当時、キツイ現場での当直勤務明けは自宅でPCの前に居るとうつらうつらする事がありました。
しかし、それはラクな現場の勤務になってからでも同じで、仕事はラクなのであまり疲れていないはずなのにどうして、と不思議に思いました。
ですが、よくよく考えてみたらキツイ現場もラクな現場も仮眠時間が4時間しかないので、仕事の内容以前に完全な睡眠不足です。
中には1日4時間程度の睡眠で生活できる人も居ると思いますが、多くの人が4時間の睡眠では睡眠不足になるのではないでしょうか。
しかも、勤務によっては仮眠を取る時間帯が不規則です。
これでは睡眠不足以外にも自律神経がおかしくなっても不思議ではありませんね。
更に、4時間の仮眠時間と言っても完全に4時間寝られるわけではなく、業務を終えてから寝支度をするまでの時間や、少し早めに起床して業務に移る為の準備の時間があるので実質3時間とちょっとといった感じです。
まあ、いづれにせよ睡眠不足には間違いないですね。
待機時間に寝ても意味なし
この様に少しでも短い仮眠時間を何とかしようと、当直勤務中にある待機時間を使用して睡眠時間を増やそうとした事もありました。
しかし、睡眠時間を1時間単位に細かく分けて寝る様な事をして7時間確保したとしても、結局睡眠不足の解消にはなりませんでした。
どうやらまともな睡眠時間を取ろうとするならば、纏まった時間で寝る様にしないと駄目な様です。
そうなると、警備員の様な当直勤務で仮眠時間が4時間というのはどうにもならない様です。
いくら楽な現場の勤務でも、仮眠時間が4時間程度では、仕事がラクでも帰宅する時は睡眠不足のせいでフラフラになるのです。
この先あと、どのくらい警備員として働いていくのか分かりませんが、どうやらこの睡眠不足からは解消されそうにありません。