警備員の仕事は人間関係で悩む事が多いというのには理由がありまたそれは仕方の無い事である

施設警備に限らず、警備員として働くあらゆる現場では、人間関係で悩む人が多いと思います。それも当然な事で警備員という仕事は、年齢制限や入社に際して制限がありません。欠格事由は別にしてあらゆる人が集まる職場です。そんな職場で人間関係で苦労しな人が居ない訳がありませんよね。

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孫とお爺ちゃんで働く様な現場

警備員の仕事をしていて人間関係で悩む人が多い様に感じます。

同じ警備隊内でも、警備員同士で問題を起こしお互いが険悪な間柄になる人も少なくありません。

 

それらの人間関係で問題を起こす人を見てきましたが、ある共通点がありました。

それは

 

「お互いの年齢がかなり離れている事」

 

という事です。警備員の仕事はある意味年齢制限がない仕事と言っても過言ではありません。

下は18歳以上から、上は定年制度のある警備会社が殆どですが、実際は体の動く限りは上限が無い様に感じます。

 

警備業界は人手不足なので、定年制度があっても「再雇用」とうたって何歳までも働いているのが実情です。

それでも90歳の高齢警備員さんというのは今まで一度も見た事がありませんので、周りや自分自身で限界を感じ退職されているのかもしれませんね。

 

そんな年齢制限のない業界で働いていると、祖父と孫ほど年の離れた人同士が同僚として同じ職場で働く事になるのです。

それほど年が離れていれば、お互い考え方も異なるので、ちょっとした事や先入観でケンカになる事もあるのでしょう。

 

あちこちでジェネレーションギャップが発生

警備員として働く時、行くら年が離れていても「同僚」です。

入社した時期が異なるだけで、歳が下でも先輩警備員となりますし、警備隊として所属しているので隊長のもと、周りは平等な隊員同士です。

 

年齢が上でも同僚となるので、お互いが微妙な感じになる人もいる様で、そこから問題に発展するのかもしれません。

また年齢が10歳以上も離れて来ると、雑談での会話も合わなくなる様で、政治や社会の話はもちろんの事、ゲームや音楽、またはアニメの会話など全く通じない事もあります。

 

それだけ話が合わないとなると、いくら仕事とはいえ支障も出る様で、業務に関する意見の相違が原因でケンカにもなる様です。

流石に子供ではないので手を出す様なケンカではなく、お互いの仕事のあら捜しをしたり、お互いが無視したりと陰湿になったりもします。

 

そうかと思えば、仲の良い孫とお爺ちゃんの様にケンカもせずプライベートで遊びに出かけたり、また共通の趣味があり意気投合したりする警備員さんもいます。

しかし、基本的に年齢が大きく離れている警備員さんが集まっていて話が通じない事がある、という事には変わりないのです。

あらゆる方面から人が集まっている

警備員は年齢が大きく離れた同僚が沢山いる、という事は分かりましたが警備員同士の仲が良くない人たちの原因のもう一つの理由に

「あらゆるジャンルの人が集まっている」

という点です。

 

警備業界は中途採用として警備員の仕事を始める人が殆どです。

その為、年齢は必然的に上がりますし、更に警備の仕事を始める前職がみなバラバラです。

 

そう、前職がバラバラな為にあらゆる業界の人が集まってきます

そうなると主義主張の全く異なる人たちが集まる事になるので、ケンカになる様な印象です。

 

年齢も違う、人生経験も違うとなれば問題が起こらない方がおかしい、とも言えるでしょう。

今まで一緒に働いて来た中で、警備業経験者の人も何人かいましたが、それ以外は未経験であり、様々な職業を経てきた人たちでした。

 

良く言えば、自分の経験していない仕事の話が聞けるのですが、悪く言うと自分の考えている事と全く違うものの見方をしている、という事です。

それが仕事に上手く当てはまれば良いのですが、そうならないと同僚の警備員とケンカになってしまう様です。

 

警備員は年齢のかけ離れた同僚がいるのと、様々な仕事の経験者の人が集まる業界です。

それをお互いが理解して上げられれば、ケンカなんて起こる事は無いのでしょうがね。

 

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